人間の脳は、
① ブドウ糖・グリコーゲンをエネルギー源にする
② 脂肪酸・ケトン体をエネルギー源にする
…の2種類のどちらかで動いています。
今までの我々の食生活は三食お米(炭水化物)を食べる生活なので、
当然、糖質をエネルギー源にする事に脳が慣れ切っています。
糖質を摂らない食生活をすればケトン体をエネルギー源にして脳は動きます。
しかし、今まで糖質をエネルギー源にする事に慣れ切っていた脳が、
糖質⇒ケトン体にエネルギー源を切り替えることがスムーズに出来ず
混乱してしまうことがあります。
その際に頭痛が起こるのです。
個人差も大きく、スムーズにケトン体をエネルギーにすることができて
全く症状が出ない人もいれば、ケトン体をエネルギーにすることに
脳がなかなか慣れないで、頭がボーとしたり立ちくらみが続く人もいます。
あくまで一時的な現象で、糖質制限をしっかり続ければ自然と脳は
ケトン体をエネルギー源とするようになり問題は無くなるのです。
この時、「ご飯を抜いたから体調がおかしくなった」ということで
「自分には糖質制限は向いていない」と勘違いされ、
糖質制限をやめてしまったら、その方は一生糖質中毒に終わってしまいます。
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