■副腎を弱らせる「グルテン」
朝食はパン、昼食にラーメンやうどん(あるいは、ピザやパスタ)を食べる――こんな食事パターンを続けていると、確実に副腎は弱っていきます。
なぜかというと、これら小麦粉を使った食品に含まれるグルテン(小麦たんぱく質)が
アレルギーや腸の炎症を引き起こすもとだからです。
腸の炎症を引き起こすグルテンを「入れない」ことで、火種を減らし、
副腎の負担を減らすことにつながります。
腸の機能が下がっているときに、グルテンをとると、消化吸収にさらに負担がかかり、
副腎を働かせてしまうのです。
■ジョコビッチ選手が実践して話題に
グルテンとは、小麦やライ麦などの穀物に含まれているたんぱく質のこと。
小麦粉に水を加えてこねるとモチモチしてきますが、このモチモチ成分がグルテンで、
パンをふわふわとやわらかくする働きがあります。
グルテンを含む食材には、パンをはじめ、小麦粉からつくられたパスタやうどん、
ラーメンなどの麺類、ケーキやクッキー、ドーナツなどの菓子類、シリアル、
カレーのルーなどたくさんあります。
これら小麦を使った食品を食べないようにする「グルテンフリー」は、
かつて世界ランク1位に上り詰めた男子プロテニスプレーヤーの
ジョコビッチ選手が実践した食事法として話題を集めました。
欧米を中心に健康に関心のある人たちから絶大な支持を受け、
近年グルテンフリー食品は日本のスーパーでも手に入るようになりました。
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