卵30個にはタンパク質190g、ビタミンAは1日あたりの摂取量の150%、ビタミンDは120%、
さらにビタミンB群、コリン、ミネラルを豊富に含んでいます。
卵はテストステロンを高め、何らかの形で筋肉の成長をサポートしていたのでしょうか。
しかし、卵30個で1日分のコレステロールの2100%と飽和脂肪酸45gを摂取してしまうことにもなるようです。
Juan Carlos Cassano博士の研究によると動物性飽和脂肪酸を多くとると、
テストステロンと遊離テストステロンの濃度が上昇することがわかったそうです。
さらに別の研究では、飽和脂肪酸が少ないとテストステロンの生産が減少することがわかりました。
コレステロールは悪いイメージしかありませんが、実はテストステロンなどのホルモンを作るのに
必要な栄養素です。
2017年のレビューで博士は、ケトジェニックダイエットでテストステロンが上昇するのは、
コレステロールの摂取量が増えるからではないか、と述べています。
エヴァレット氏は6日間ほど、30個の卵をすべて生で食べ続けました。
そして、この実験の20日目の夜、ひどい便秘と腹痛、さらに立っていると痙攣がし、吐き気に襲われました。
どうやら原因は生の卵白に含まれるトリプシンインヒビターだったようです。
トリプシンインヒビターは、特定の敏感な人に炎症や胃の問題を引き起こすことが判明しています。
ということで、卵白は調理して食べることにしました。
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