●有酸素運動は時間の無駄だ
エアロビックダンスやステップマシンなどの定常状態トレーニング(通常は目標心拍数を30~60分間維持する)
をやることが、カロリーを消費し、心血管系を丈夫にするうえで最良の方法になる――それこそ、神話だ。
筋肉を増やしたい人だけでなく、脂肪を減らしたい人も、その両方を望んでいる人も、
筋力トレーニングをやることこそが最良の方法になる。
有酸素運動は、非効率的であり効果があまりないからだ。
消費カロリー数を示すトレッドミル(ルームランナー)に乗ったことがあるだろうか?
たとえば、45分をかけて300キロカロリー(以下カロリー)に達したとする。
しかし、これは、消費する“総”カロリーが300カロリーになるという意味であり、
基礎代謝量(体を動かさないでいても消費されるカロリー数)を300カロリー上回るということではない。
平均的な男性は、安静にしている45分間に105カロリーを消費するので、エクササイズによって実際に
消費されるカロリーはわずか195カロリーしかないということになる。
195カロリーは、45分間のトレーニング後に30秒間で食べるベーグルよりもはるかに少ないカロリー量だ。
有酸素運動がもたらす食欲が、実際に消費したカロリーを超えたカロリー摂取につながることもわかっている。
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