まごはやさしい


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001 2021/11/04(木) 15:36:23 ID:Rokk0v1J0I
健康食の基本

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006 2021/11/06(土) 22:43:31 ID:qKy5Ipj7dA
健康寿命を延ばすためには、昔ながらの「まごわやさしい」に加えて、
肉・卵・乳製品から良質なたんぱく質と必須脂肪酸を摂ることが不可欠だと分かってきたから、
現在はアップデートされとる模様。

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007 2021/12/04(土) 09:04:10 ID:WL703WioIQ
>>6
さらに、特に高齢者については、メタボよりも、
低栄養(たんぱく質不足)による「サルコペニア」(筋肉減少)から
「フレイル」になって健康寿命を縮めているケースが非常に多い
https://www.nk-hospital.or.jp/friends/191220...

…という新たな知見が加わって、今では「さあにぎやか(に)いただく」
の方が推奨されている。

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008 2021/12/05(日) 09:08:26 ID:lE1bm3XiKQ
その常識はもう古い?「欧米型の食事は体に悪い」はウソ、ホント?/鎌田實さんに聞く(1)
https://mainichigahakken.net/hobby/article/post-158.ph...

日本食は、世界に誇るヘルシーフードといわれています。
それに対して、肉を中心にした欧米型の食事は健康に悪いというイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。

ところが、そのイメージに反する調査結果が今年5月、発表されました。
国立国際医療研究センター等の研究チームが、「欧米型の食事でも死亡リスクが下がる傾向がみられた」というのです。

男女約8万人を平均15年間追跡調査しました。
これだけの大規模な調査で、欧米型の食生活で死亡リスクが下がると出たのは、初めてのことです。

この研究では、食事の内容を健康型、伝統型、欧米型の三つのパターンに分けて、
それぞれの死亡リスクについて調べています。

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009 2021/12/05(日) 09:10:37 ID:lE1bm3XiKQ
健康型の食事というのは、野菜、果物、イモ類、大豆製品、きのこ類、魚、緑茶など。

伝統型の食事というのは、ごはんやみそ汁、つけもの、魚介類など。

欧米型の食事というのは、肉、パン、乳製品、果物のジュース、コーヒーなど。

このなかで、最も死亡リスクが低かったのは、健康型の食事の傾向が高い人たちでした。
しかし、欧米型の食事の傾向が高い人たちも、健康型に次いで死亡リスクが低いという結果になったのです。

具体的には、健康型の食事の傾向が高い人たちは、心臓病の死亡リスクが25%低いという結果が出ましたが、
欧米型の食事の傾向が高い人も12%低くなっていました。

脳血管疾患による死亡リスクも、健康型の食事の傾向が高い人たちは37%低くなり、
欧米型の食事の傾向が高い人たちも12%下がっていたのです。

一方、伝統型の食事パターンでは死亡リスクを下げていないことが分かりました。
これも「日本食は健康にいい」と思っている人たちには、意外な結果だったかもしれません。

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010 2021/12/05(日) 09:13:18 ID:lE1bm3XiKQ
●塩分の少なさと、たんぱく質の多さがカギ

欧米型の食事がなぜ、伝統型の食事よりも死亡リスクを下げたのでしょうか。
その理由はいくつか推測できます。

一つ目は、欧米型の食事は、伝統型の食事より塩分が少ないこと。
塩分は高血圧の原因になり、脳や心臓などの血管に負担をかけて重大な病気を起こします。

二つ目は、欧米型の食事はたんぱく質が豊富なことです。
ヨーグルトやチーズなど乳製品や肉類には、良質なたんぱく質が含まれています。

肥満については関心が高く、生活習慣病を防ぐためにダイエットしている人も多いでしょう。
しかし、その一方で、たんぱく質が不足し、栄養失調になる人も多いのです。

特に高齢者のたんぱく質不足は要注意です。
たんぱく質が足りないために、筋肉や骨がやせ、ちょっと動くだけでもつらくなっていきます。

すると、運動機能は衰え、心臓や肺の機能も低下し、「フレイル」(虚弱)と呼ばれる状態に陥っていきます。

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012 2021/12/05(日) 09:20:11 ID:lE1bm3XiKQ
これを防ぐには、高齢になってもときどき肉を食べ、たんぱく質を摂った方がいいのです。

ぼくは40年以上前から、長野県で健康づくり運動をしてきました。
食生活の改善に取り組むとき、合言葉のように言っていたのは「ま・ご・は・や・さ・し・い」です。
「ま」は豆、「ご」はゴマ、「は」は発酵食品、「や」は野菜、「さ」は魚、「し」はシイタケなどのきのこ類、「い」はイモ類。
この食生活が、長野県を平均寿命日本一にしたのではないかと思っています。

しかし、これで完璧ということはありません。

「まごはやさしい」という食生活に、欧米型の食事のいい点に注目して、ほどほどの肉と乳製品を取り入れていくことが大切です。
健康の「常識」は、研究の進展や社会情勢の変化によっても変わっていきます。

5年10年前に「常識」と考えられていたことが、「非常識」になることも少なくありません。

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013 2021/12/05(日) 10:04:46 ID:lE1bm3XiKQ
■なぜ、「まごわやさしい」に「に=肉」が入ってないのか?

その理由は、「日本人が十分な量の肉を食べている」ことが前提とされているからです。

「まごわやさしい」という言葉は、「食の欧米化」や「栄養の偏り」が顕著化してきた頃の危惧から生じた概念です。
つまり、肉ばかり食べて栄養が偏ったりカロリー過多になってしまわないよう、注意喚起するのが目的でした。

一方で、戦後、適度に欧米化した食事のお陰で、日本人の体格と平均寿命が大幅に向上したことも事実であり、
「食の欧米化」自体は、決して悪いことではありません。

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第二次大戦前の日本の食生活は豊かなものではなかった。
ご飯が主体で、副食は野菜、大豆、魚の一汁一菜であったから、動物性たんぱく質と脂肪に乏しい食事であった。

カロリーは1日に2000キロカロリー弱を摂っていたが、栄養素のバランスが悪いので国民の体格は貧弱で、
平均寿命も男性は45歳、女性は47歳ぐらいであった。

そこで、戦後は米食中心の食生活から脱却して、肉料理、油料理、乳製品を多く摂る欧米型の食事に転換して、
栄養状態を改善する指導が行われた。

その結果、1日に6杯食べていた米飯は3杯に半減し、その代わりに肉料理を月に4回、牛乳は週に4本、
油類は月に1リットルを使うようになった。

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014 2021/12/05(日) 10:10:08 ID:lE1bm3XiKQ
一人当たりの食料を戦前と今とで比較してみると、米の消費量は半減し、野菜は2倍、魚は3倍だが、
油類は10倍に、肉類は22倍に、牛乳、バターなど乳製品は36倍に大きく増加している。

その結果として、米、麦、芋などの糖質から摂るカロリーは全体の6割に減り、残りの4割をたんぱく質、
脂肪から摂るようになって、ほぼ理想的な栄養素のバランスになった。

それで、成人の身長は平均して6センチ伸び、平均寿命も男性は79歳、女性は86歳に延びて
世界1の長寿国になったのである。

(食の社会学研究会代表 橋本 直樹)

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015 2021/12/05(日) 10:14:02 ID:lE1bm3XiKQ
ところがここへ来て、朝食を抜く人や、ダイエット志向や間違った健康志向で肉を忌避する人や、
あるいは、貧困層が増えて、安価な炭水化物食品で腹を満たさざるを得ない人が多くなってきたためか、
日本人のたんぱく質摂取量は低下に転じ、 今では戦後すぐの1950年代と同水準まで落ち込んでいます。

その結果、日本人の平均身長の伸びは頭打ちになり、親世代よりも子世代の方が身長が低いという
逆転現象も起きています。

そして、高齢者では栄養(たんぱく質)不足から骨や筋肉が衰えて「フレイル」になる人が多く、
社会問題になっています。

このような時代に、肉を排除した「まごわやさしい」を推奨すると、たんぱく質摂取量が減り続けている状況に
更に拍車をかけてしまう恐れがあるので、「こまごはやさしいにたにた」や、「さあにぎやか(に)いただく」
という新たな言葉が考案されたのです。

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