>>206 具体的な療法として、ヨガや古武道の技法が有効なら用いればいい。
巷に講じられている一般的な技法の中にも、特定の疾患に対して効果があることが
数理計算上からも確実なものがあれば、それを重点的に処方する。
また、現状の民間療法止まりな領域では、あまりにも危険性が高いために
禁止されたり、絶対訴訟を起こさない約定や高い診療費と共にでなければ
講じられないような「侵襲強度」の高い処方を安全かつ効率的に執り行う。
そういった、現状では流布の憚られるような処方を推進する信頼材料にもなって行く。
俺が、右肩の脱臼を根治させるために自分自身に講じてきた処方の中にも、
あまりにも甚大な激痛や疲労を伴うものが数多くあったし、
実際にやり方を間違えてあばらを骨折するようなこともあったから、
他人に施す療法としてはまったく信頼性が足らないものと自覚している。
また、人並み外れた精神力や体力がなければつとまらなかった療法も
数多くあるので、そのような治療をそのまま女子供や老人に施すわけにも行かず、
同様の効果が見込めるような近代医学的療法を模索することも必要にはなるだろう。
そこは、多少は今の医者が活躍できる余地も残る部分だが、
あくまで二番手、三番手以下に止まる選択肢を司るだけだから、
この世の覇者か何かのような振る舞いには歯止めがかけられることだろう。
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