心筋細胞は神経細胞と同じである時期から増えない。
神経やホルモン系の調節で心拍数の調節はできるけど、
病的状態でない限り内腔が広がるようなことはなく、一回拍出量は変化しない。
心拍数の上限は決まっていて、電気信号を強制的に与えて不応期
よりも頻度をよく与えると心臓がそれ以上血液を拍出できなくなる。
個人差があるけど、心拍数が230ぐらいだとたいてい失神する。
運動負荷を安全にかけられる幅が広いほど心機能が強いことになるから、
安静時心拍数が低ければ低いほどその幅がとれることになる。
つまり、運動負荷をかけても心拍数が増えない鈍感な状態を
作り出すことができることが心機能の向上と言うことになる。
心機能が高い人ってのは単純に安静時心拍数が低い人ってことになる。
健康診断で徐脈性の不整脈の疑い(あくまでも疑いでないとだめだけど)の人が最高ってこと。
マラソン系で県大会優勝とかの記録を持っている人間は大抵、徐脈ってことになる。
なんらかの不快な症状が出ていなければ問題ないが、
不快な症状が出てくれば、ペースメーカーのお世話になることになる。
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