動物性食品を食べると病気になる
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●嘘の目的
この嘘の目的はなんでしょうか?
理由はいつも同じで、標準治療がひどい、日本の病院で行われる治療はひどいと錯覚させることです。
患者や家族に医療不信を刷り込んで、病院で行われている治療から引き剥がし、高額の治療や食品を売りつけるためです。
嘘に騙されてはいけません。日本のがん治療は確実に進歩しています。
本当にお気をつけください。
この嘘の目的はなんでしょうか?
理由はいつも同じで、標準治療がひどい、日本の病院で行われる治療はひどいと錯覚させることです。
患者や家族に医療不信を刷り込んで、病院で行われている治療から引き剥がし、高額の治療や食品を売りつけるためです。
嘘に騙されてはいけません。日本のがん治療は確実に進歩しています。
本当にお気をつけください。
●ヴィーガン食は子どもを不健康にするのか?
肉や魚を食べないというのが菜食主義者(ベジタリアン)ですが、
ヴィーガンは肉や魚に加えて卵や乳製品までをも食べないというライフスタイルです。
近年欧米ではヴィーガンの食生活が健康・環境・倫理上の観点から注目を集めていますが、
新たな研究で成長期の子どもに対する影響を調査した結果、心血管の健康状態には良い一方で、
身長や骨密度が低くなり、一生涯にわたって骨折のリスクが高り続けてしまうことが判明しました。
食に対するライフスタイルが子どもの健康にどのような影響を与えるかを調べたのは、
ポーランド最高峰の小児医療機関であるChildren's Memorial Health Instituteのマルゴザータ・デスモンド博士ら。
デスモンド博士らは、5~10歳の健康な雑食主義者(肉も野菜も食べる子)72人、ベジタリアン63人、ヴィーガン52人の計187名を対象に、
それぞれの食に対するライフスタイルが身長や体組成、心血管リスク、栄養上にどのような影響を与えているかを調査しました。
なお、被験者は各グループごとに性別・年齢・母親による教育・居住地・両親の身長などで差が出ないように選択されており、
ベジタリアンの子は平均5.3年、ヴィーガンの子は平均5.9年、自身の主義に合致する食生活を続けていました。
被験者の健康状態を分析したところ、まずヴィーガンの子どもは「悪玉コレステロール」と呼ばれるLDLコレステロールの値が25%低く、
心血管の健康状態が良く、体脂肪率の値も低いという、健康へのメリットが判明。
肉や魚を食べないというのが菜食主義者(ベジタリアン)ですが、
ヴィーガンは肉や魚に加えて卵や乳製品までをも食べないというライフスタイルです。
近年欧米ではヴィーガンの食生活が健康・環境・倫理上の観点から注目を集めていますが、
新たな研究で成長期の子どもに対する影響を調査した結果、心血管の健康状態には良い一方で、
身長や骨密度が低くなり、一生涯にわたって骨折のリスクが高り続けてしまうことが判明しました。
食に対するライフスタイルが子どもの健康にどのような影響を与えるかを調べたのは、
ポーランド最高峰の小児医療機関であるChildren's Memorial Health Instituteのマルゴザータ・デスモンド博士ら。
デスモンド博士らは、5~10歳の健康な雑食主義者(肉も野菜も食べる子)72人、ベジタリアン63人、ヴィーガン52人の計187名を対象に、
それぞれの食に対するライフスタイルが身長や体組成、心血管リスク、栄養上にどのような影響を与えているかを調査しました。
なお、被験者は各グループごとに性別・年齢・母親による教育・居住地・両親の身長などで差が出ないように選択されており、
ベジタリアンの子は平均5.3年、ヴィーガンの子は平均5.9年、自身の主義に合致する食生活を続けていました。
被験者の健康状態を分析したところ、まずヴィーガンの子どもは「悪玉コレステロール」と呼ばれるLDLコレステロールの値が25%低く、
心血管の健康状態が良く、体脂肪率の値も低いという、健康へのメリットが判明。
一方で、ヴィーガンの子どもは身長が平均3cm低い上に骨密度が4~6%低く、さらにビタミンB-12が不足している可能性が
3倍以上高いことも明らかになりました。
また、さらにベジタリアンの場合は栄養不足に関しては顕著ではなかった一方、雑食に比べてすら心血管系が不健康だと判明しました。
正確な理由は不透明ですが、デスモンド博士らによると、この結果はベジタリアンの子たちが加工食品を多く食べていたことが
原因である可能性が高いとのこと。
この論文について解説する南オーストラリア大学のエヴァンジェリン・マンツィオリス博士によると、
骨密度の95%が20歳までに構築されるため、「ヴィーガンの子が雑食の子に比べて骨密度が4~6%低い」というのは
一生涯にわたって骨折するリスクが高くなる危険性があるとのこと。
ヴィーガン食の場合は動物性食品から摂取できるカルシウム・ビタミンD・タンパク質など骨の発達と成長に重要な栄養素が
摂取しづらいという問題があると指摘しました。
デスモンド博士ら研究チームは今回の研究結果から、ベジタリアン・ヴィーガンの食生活を続けている場合には、
ビタミンB-12とビタミンDをサプリメントなどの形で補給する必要があると言及。
ベジタリアン・ヴィーガンの家庭にこうした認識を高めるための取り組みが必要だと主張しました。
3倍以上高いことも明らかになりました。
また、さらにベジタリアンの場合は栄養不足に関しては顕著ではなかった一方、雑食に比べてすら心血管系が不健康だと判明しました。
正確な理由は不透明ですが、デスモンド博士らによると、この結果はベジタリアンの子たちが加工食品を多く食べていたことが
原因である可能性が高いとのこと。
この論文について解説する南オーストラリア大学のエヴァンジェリン・マンツィオリス博士によると、
骨密度の95%が20歳までに構築されるため、「ヴィーガンの子が雑食の子に比べて骨密度が4~6%低い」というのは
一生涯にわたって骨折するリスクが高くなる危険性があるとのこと。
ヴィーガン食の場合は動物性食品から摂取できるカルシウム・ビタミンD・タンパク質など骨の発達と成長に重要な栄養素が
摂取しづらいという問題があると指摘しました。
デスモンド博士ら研究チームは今回の研究結果から、ベジタリアン・ヴィーガンの食生活を続けている場合には、
ビタミンB-12とビタミンDをサプリメントなどの形で補給する必要があると言及。
ベジタリアン・ヴィーガンの家庭にこうした認識を高めるための取り組みが必要だと主張しました。
今回の研究について、ニューカッスル大学栄養学科のクレア・コリンズ教授は被験者となった子どもたちがいずれも
「高度教育を受けた家庭」に属している点を指摘。今回の調査でヴィーガン・ベジタリアンの子どもたちにみられた栄養不足問題は
「ベストな結果」であり、現実世界におけるヴィーガン・ベジタリアンの子どもたちはより劣悪な栄養状態にあるかもしれない
という可能性を示唆しました。
「高度教育を受けた家庭」に属している点を指摘。今回の調査でヴィーガン・ベジタリアンの子どもたちにみられた栄養不足問題は
「ベストな結果」であり、現実世界におけるヴィーガン・ベジタリアンの子どもたちはより劣悪な栄養状態にあるかもしれない
という可能性を示唆しました。
ヴィーガンって精神異常者が多い気がする。
●人類は肉食で進化した
【人間の脳は肉食によって大きくなった】
人類はオランウータンやゴリラやチンパンジーと共通の祖先から進化しました。
動物進化の系統樹において、約1300万年前にオランウータン、約650万年前にゴリラ、
約490万年前にチンパンジーが人類から分岐したと考えられています。
人類の特徴は他の動物と比べて知能が高いことですが、知能の発達には脳が大きくなることが必須です。
チンパンジーの脳容積は400cc程度で、現代人の成人男性の脳容積の平均は約1350ccです。
チンパンジーと同程度の脳容積しかなかった初期人類から、高度の知能をもった現生人類に進化する過程で
脳容積は3倍以上に増えました。
チンパンジーの脳容積は500万年前と同じで、人類の脳容積が3倍も増えた理由は、
人類が動物性食糧を多く摂取するようになったからです。
脳組織の50から60%は脂質から構成されていますが、このうち約3分の1はアラキドン酸や
ドコサヘキサエン酸のような多価不飽和脂肪酸です。
アラキドン酸は必須脂肪酸で人間は体内で合成できません。
ドコサヘキサン酸は同じω3系不飽和脂肪酸のα-リノレン酸から体内で変換されますがその効率は極めて悪いので、
最近ではドコサヘキサエン酸も必須脂肪酸に分類されています。
【人間の脳は肉食によって大きくなった】
人類はオランウータンやゴリラやチンパンジーと共通の祖先から進化しました。
動物進化の系統樹において、約1300万年前にオランウータン、約650万年前にゴリラ、
約490万年前にチンパンジーが人類から分岐したと考えられています。
人類の特徴は他の動物と比べて知能が高いことですが、知能の発達には脳が大きくなることが必須です。
チンパンジーの脳容積は400cc程度で、現代人の成人男性の脳容積の平均は約1350ccです。
チンパンジーと同程度の脳容積しかなかった初期人類から、高度の知能をもった現生人類に進化する過程で
脳容積は3倍以上に増えました。
チンパンジーの脳容積は500万年前と同じで、人類の脳容積が3倍も増えた理由は、
人類が動物性食糧を多く摂取するようになったからです。
脳組織の50から60%は脂質から構成されていますが、このうち約3分の1はアラキドン酸や
ドコサヘキサエン酸のような多価不飽和脂肪酸です。
アラキドン酸は必須脂肪酸で人間は体内で合成できません。
ドコサヘキサン酸は同じω3系不飽和脂肪酸のα-リノレン酸から体内で変換されますがその効率は極めて悪いので、
最近ではドコサヘキサエン酸も必須脂肪酸に分類されています。
つまり、脳の成長に必要なアラキドン酸とドコサヘキサエン酸は食事から摂取しなければなりませんが、
この2つの脂肪酸は植物性食物には少ししか含まれていません。
アラキドン酸は肉、ドコサヘキサエン酸は魚の脂に多く含まれています。
オランウータンやゴリラやチンパンジーは今でも熱帯の密林に生息し、
いずれも植物性食物の多い食事をしています。
基本的には雑食で、昆虫や鳥類の卵や小型哺乳類など動物性食物も食べますが、
主体は果実や植物の葉や芽や根など糖質の多い食事です。
氷河期の氷期の間も、アフリカやアジアの暖かい地域にわずかに残っていた森林で生き延びたと思われます。
しかし、森に残ったために人類のような進化をとげられなかったと考えられています。
人類も森林に住んでいたころは植物性の食糧、つまり糖質の多い食事でした。
人類が肉食になったのは、約250万年前から氷河期が始まったからです。
【人類は氷河期に肉食になった】
オランウータンやゴリラやチンパンジーのような類人猿から初期人類(猿人)にいたる1000万年以上の年月において、
私たちの祖先はアフリカの森林に生息し、主に植物性の食物を食べていました。
約440万年前に現在のエチオピアの地域のジャングル(密林)に生息していた初期人類のラミドゥス猿人の食事は、
木の葉や果実やベリー類など軟らかい植物性食物が主体でした。
歯の構造から硬い植物を食べるようには適応していなかったようです。
この2つの脂肪酸は植物性食物には少ししか含まれていません。
アラキドン酸は肉、ドコサヘキサエン酸は魚の脂に多く含まれています。
オランウータンやゴリラやチンパンジーは今でも熱帯の密林に生息し、
いずれも植物性食物の多い食事をしています。
基本的には雑食で、昆虫や鳥類の卵や小型哺乳類など動物性食物も食べますが、
主体は果実や植物の葉や芽や根など糖質の多い食事です。
氷河期の氷期の間も、アフリカやアジアの暖かい地域にわずかに残っていた森林で生き延びたと思われます。
しかし、森に残ったために人類のような進化をとげられなかったと考えられています。
人類も森林に住んでいたころは植物性の食糧、つまり糖質の多い食事でした。
人類が肉食になったのは、約250万年前から氷河期が始まったからです。
【人類は氷河期に肉食になった】
オランウータンやゴリラやチンパンジーのような類人猿から初期人類(猿人)にいたる1000万年以上の年月において、
私たちの祖先はアフリカの森林に生息し、主に植物性の食物を食べていました。
約440万年前に現在のエチオピアの地域のジャングル(密林)に生息していた初期人類のラミドゥス猿人の食事は、
木の葉や果実やベリー類など軟らかい植物性食物が主体でした。
歯の構造から硬い植物を食べるようには適応していなかったようです。
約400万年~200万年前に生存したアウストラロピテクスは二足歩行を行うようになり、
密林からより開けた草原で住むようになります。
アフリカ東部や南部のサバンナ(乾期と雨期のある熱帯に分布する疎林と灌木を交えた熱帯長草草原地帯)の環境に適応し、
歯が発達して硬い殻をもつ大きな種子や地下の根なども食べるようになります。
植物性食物を中心にして、さらに小動物の狩猟や、動物の死肉や肉食獣の食べ残しから動物質性食糧を得るようになりました。
このような食生活が250万年くらい前から起こった気候の変化で変わっていきます。
人類が狩猟を開始する直接のきっかけは250万年前くらいから起こってきた気候や環境の変化です。
このころから氷河期に移行し、地球上の気温が低下していき、アフリカのジャングルは縮小し、
草原やサバンナに変化していったからです。
氷期の間は地球全体が乾燥し、降雨量が少なくなると大きな樹木は育たなくなり、草原が増えてきます。
そこに草食動物が増え、草食動物を獲物とする大型の肉食動物が棲息するようになります。
人類はそのような獣を狩猟によって食糧にしてきました。
動物以外にも、漁によって魚介類も多く摂取しています。
間氷期になって気候が暖かくなって樹木が成長すると木の実や果物なども増えますが、
基本的には肉や魚など動物性の食糧が半分以上を占めていたようです。
密林からより開けた草原で住むようになります。
アフリカ東部や南部のサバンナ(乾期と雨期のある熱帯に分布する疎林と灌木を交えた熱帯長草草原地帯)の環境に適応し、
歯が発達して硬い殻をもつ大きな種子や地下の根なども食べるようになります。
植物性食物を中心にして、さらに小動物の狩猟や、動物の死肉や肉食獣の食べ残しから動物質性食糧を得るようになりました。
このような食生活が250万年くらい前から起こった気候の変化で変わっていきます。
人類が狩猟を開始する直接のきっかけは250万年前くらいから起こってきた気候や環境の変化です。
このころから氷河期に移行し、地球上の気温が低下していき、アフリカのジャングルは縮小し、
草原やサバンナに変化していったからです。
氷期の間は地球全体が乾燥し、降雨量が少なくなると大きな樹木は育たなくなり、草原が増えてきます。
そこに草食動物が増え、草食動物を獲物とする大型の肉食動物が棲息するようになります。
人類はそのような獣を狩猟によって食糧にしてきました。
動物以外にも、漁によって魚介類も多く摂取しています。
間氷期になって気候が暖かくなって樹木が成長すると木の実や果物なども増えますが、
基本的には肉や魚など動物性の食糧が半分以上を占めていたようです。
氷河期というのは地球の気候が長期にわたって寒冷化する期間で、北アメリカやヨーロッパ大陸に氷床が拡大し、
アジアやアフリカも気温が低下して涼しくなり、熱帯性の密林は縮小していきます。
氷河期は数万年続いて再び温かい気候に戻ります。氷期と氷期の間を間氷期と呼びます。
約250万年以降、4万年から10万年の周期で氷期と間氷期を繰り返しています。
最後の氷期が終わったのが約1万年前で現在は間氷期にあたります。
ホモ属(Homo)が現れたのは今から250万年~200万年前です。ホモ属は現代の人類(ホモ・サピエンス)と同じ属です。
この頃から人類は石器を道具として利用し、狩猟や肉食獣の食べ残しから得た動物性の食糧が増えてきます。
さらに、160万年前くらいから人類は火を使うようになり、食物を火で加熱することによって栄養の吸収が良くなります。
150万年前に住んでいたホモ・エレクトスは積極的に狩猟を行っていました。
このように初期人類の食事は植物性食糧由来の糖質が多いものでしたが、250万年くらい前から動物性食糧が増えるようになり、
少なくとも150万年前くらいから農耕が始まる1万年前くらいまでは、低糖質・高蛋白食であったことになります。
このような食事が人類を進化させました。
アジアやアフリカも気温が低下して涼しくなり、熱帯性の密林は縮小していきます。
氷河期は数万年続いて再び温かい気候に戻ります。氷期と氷期の間を間氷期と呼びます。
約250万年以降、4万年から10万年の周期で氷期と間氷期を繰り返しています。
最後の氷期が終わったのが約1万年前で現在は間氷期にあたります。
ホモ属(Homo)が現れたのは今から250万年~200万年前です。ホモ属は現代の人類(ホモ・サピエンス)と同じ属です。
この頃から人類は石器を道具として利用し、狩猟や肉食獣の食べ残しから得た動物性の食糧が増えてきます。
さらに、160万年前くらいから人類は火を使うようになり、食物を火で加熱することによって栄養の吸収が良くなります。
150万年前に住んでいたホモ・エレクトスは積極的に狩猟を行っていました。
このように初期人類の食事は植物性食糧由来の糖質が多いものでしたが、250万年くらい前から動物性食糧が増えるようになり、
少なくとも150万年前くらいから農耕が始まる1万年前くらいまでは、低糖質・高蛋白食であったことになります。
このような食事が人類を進化させました。
約1万年前に最後の氷河期が終わって地球が温暖化して農耕と牧畜が始まります。
農耕によって穀物の摂取が増えました。
糖質の摂取量は現代人では1日250から400グラム程度ですが、狩猟採集時代の糖質摂取量は
1日10から125グラムと推定されています。
農耕が始まってから、成人の平均身長は減少しているという報告があります。
また、骨粗しょう症や虫歯も増えています。
そして、農耕が始まって人類の歴史の中ではじめて脳の重量が減少していることが報告されています。
現代人の脳容積は、2万数千年前までヨーロッパに存在したネアンデルタール人の脳容積より
10%程度小さいことが明らかになっています。
その理由としてタンパク質や不飽和脂肪酸の摂取量の減少が指摘されています。
農耕によって穀物が豊富になり、糖質が増えた分、肉や脂肪の摂取量が減ったからです。
農耕によって穀物の摂取が増えました。
糖質の摂取量は現代人では1日250から400グラム程度ですが、狩猟採集時代の糖質摂取量は
1日10から125グラムと推定されています。
農耕が始まってから、成人の平均身長は減少しているという報告があります。
また、骨粗しょう症や虫歯も増えています。
そして、農耕が始まって人類の歴史の中ではじめて脳の重量が減少していることが報告されています。
現代人の脳容積は、2万数千年前までヨーロッパに存在したネアンデルタール人の脳容積より
10%程度小さいことが明らかになっています。
その理由としてタンパク質や不飽和脂肪酸の摂取量の減少が指摘されています。
農耕によって穀物が豊富になり、糖質が増えた分、肉や脂肪の摂取量が減ったからです。
【最新研究】100歳超の長生き高齢者、「驚くほど肉好きが多かった」
https://www.news-postseven.com/archives/20211203_1710554.html...
日本で唯一、大規模な長寿研究をしている慶應義塾大学医学部・百寿総合研究センター。
老化のメカニズムや認知症の予防・治療の研究で世界をリードする同センターのなかでも、
この道30年という長寿研究の権威が新井康通教授だ。
全国各地の100歳以上の高齢者を訪ねて集めたデータを、新井教授が中核となり、
10月に国内の学会で発表した。
テーマは「100歳以上の高齢者の血液」だった。
共同研究者のひとりで、熊本大学大学院生命科学研究部の尾池雄一教授が解説する。
「これまでの長寿研究で、『百寿者』と呼ばれる100歳以上の人は、
糖尿病や動脈硬化の有病歴が一般の高齢者より少ないことがわかっています。
我々はそこから一歩踏み込んで、100歳以上長生きした人のなかで、
何が寿命を分ける要素になるかを研究しました」
平均寿命を大きく上回る100歳まで生存するためには、特定の理由があると考えられる。
だが従来の研究では、その生物学的なメカニズムは解明されていない。
そこで新井教授らの研究チームは、高齢者1427人を「110歳以上」「105~109歳」「100~104歳」
「85~99歳」の4グループに分類し、それぞれ「血液データ」と、「調査時点からの生存期間」を解析。
その結果、100歳を超える超長寿をもたらす「血の秘密」が発見されたのだ。
https://www.news-postseven.com/archives/20211203_1710554.html...
日本で唯一、大規模な長寿研究をしている慶應義塾大学医学部・百寿総合研究センター。
老化のメカニズムや認知症の予防・治療の研究で世界をリードする同センターのなかでも、
この道30年という長寿研究の権威が新井康通教授だ。
全国各地の100歳以上の高齢者を訪ねて集めたデータを、新井教授が中核となり、
10月に国内の学会で発表した。
テーマは「100歳以上の高齢者の血液」だった。
共同研究者のひとりで、熊本大学大学院生命科学研究部の尾池雄一教授が解説する。
「これまでの長寿研究で、『百寿者』と呼ばれる100歳以上の人は、
糖尿病や動脈硬化の有病歴が一般の高齢者より少ないことがわかっています。
我々はそこから一歩踏み込んで、100歳以上長生きした人のなかで、
何が寿命を分ける要素になるかを研究しました」
平均寿命を大きく上回る100歳まで生存するためには、特定の理由があると考えられる。
だが従来の研究では、その生物学的なメカニズムは解明されていない。
そこで新井教授らの研究チームは、高齢者1427人を「110歳以上」「105~109歳」「100~104歳」
「85~99歳」の4グループに分類し、それぞれ「血液データ」と、「調査時点からの生存期間」を解析。
その結果、100歳を超える超長寿をもたらす「血の秘密」が発見されたのだ。
尾池教授が語る。
「高齢者の寿命を決める2つの重要な血液検査の項目が見出せました。
それが『NT-proBNP』と『アルブミン』です。
NT-proBNPは、心臓に負担がかかった際に分泌される“BNP前駆体ホルモン”がもととなる物質です。
心臓の機能が低下している人ほどNT-proBNPの数値が高くなる傾向にあり、
一般に125(単位・pg/ml)以上だと定期的な経過観察が、400以上だと治療が必要とされます。
さらに数値が高い場合は重度の心不全になる可能性もある。人の健康状態を調べる上で重要な指標です」
今回の研究で明らかになったNT-proBNPの具体的な数値は次の通り。
「100歳時点で比べると、100歳から104歳までに亡くなった人の平均値は781、
105歳から109歳までに亡くなった人の平均値は665でした。
一方、110歳以上まで長生きできた人の平均値は217と顕著に低かった。
みなさん百寿者なので心機能が低下することは避けられませんが、
そのなかでも数値が低い人ほどより長生きする可能性が高いことがわかりました。
つまり、100歳を超えて長く生きる人は心臓血管系の老化が遅く、
血液の循環システムを維持できているのです」(尾池教授)
「高齢者の寿命を決める2つの重要な血液検査の項目が見出せました。
それが『NT-proBNP』と『アルブミン』です。
NT-proBNPは、心臓に負担がかかった際に分泌される“BNP前駆体ホルモン”がもととなる物質です。
心臓の機能が低下している人ほどNT-proBNPの数値が高くなる傾向にあり、
一般に125(単位・pg/ml)以上だと定期的な経過観察が、400以上だと治療が必要とされます。
さらに数値が高い場合は重度の心不全になる可能性もある。人の健康状態を調べる上で重要な指標です」
今回の研究で明らかになったNT-proBNPの具体的な数値は次の通り。
「100歳時点で比べると、100歳から104歳までに亡くなった人の平均値は781、
105歳から109歳までに亡くなった人の平均値は665でした。
一方、110歳以上まで長生きできた人の平均値は217と顕著に低かった。
みなさん百寿者なので心機能が低下することは避けられませんが、
そのなかでも数値が低い人ほどより長生きする可能性が高いことがわかりました。
つまり、100歳を超えて長く生きる人は心臓血管系の老化が遅く、
血液の循環システムを維持できているのです」(尾池教授)
●焼肉が大好き
超高齢者の寿命を決定づけるもうひとつの血液数値である「アルブミン」は、
タンパク質の一種で、栄養状態を示す指標のひとつ。
アルブミンの基準値(単位・g/dl)は各種機関によって異なるが、
概ね4以上だと正常値で、3.5以下は低栄養状態の異常値とされる。
「今回の研究では、100~104歳までに亡くなった人の100歳時点でのアルブミン数値は平均3.6でした。
年齢を考えるとこれでもかなりいい数字なのですが、110歳以上まで生きた人は3.92もあった。
しっかりタンパク質を摂ることは健康長寿に直結するということが示唆されました」(尾池教授)
タンパク質を多く含む食べ物といえば真っ先に挙がるのが「肉」だ。
今回の共同研究者のひとりで、百寿総合研究センター元特別招聘教授の広瀬信義医師が出会った百寿者は、
「驚くほど肉好きが多かった」という。
「私は全国の百寿者を20年近く調査してきましたが、その多くは肉中心の食事で、ステーキや焼肉、
とんかつが大好きという人が多かった。
もちろん魚好きがいないわけではなく、当時110歳以上だったある男性は鮎が好物で、
毎年夏になると丸ごと一本食べていると嬉しそうに語っていました。
いずれにせよ、みなさん食事でタンパク質を十分に摂取していた」(広瀬医師)
超高齢者の寿命を決定づけるもうひとつの血液数値である「アルブミン」は、
タンパク質の一種で、栄養状態を示す指標のひとつ。
アルブミンの基準値(単位・g/dl)は各種機関によって異なるが、
概ね4以上だと正常値で、3.5以下は低栄養状態の異常値とされる。
「今回の研究では、100~104歳までに亡くなった人の100歳時点でのアルブミン数値は平均3.6でした。
年齢を考えるとこれでもかなりいい数字なのですが、110歳以上まで生きた人は3.92もあった。
しっかりタンパク質を摂ることは健康長寿に直結するということが示唆されました」(尾池教授)
タンパク質を多く含む食べ物といえば真っ先に挙がるのが「肉」だ。
今回の共同研究者のひとりで、百寿総合研究センター元特別招聘教授の広瀬信義医師が出会った百寿者は、
「驚くほど肉好きが多かった」という。
「私は全国の百寿者を20年近く調査してきましたが、その多くは肉中心の食事で、ステーキや焼肉、
とんかつが大好きという人が多かった。
もちろん魚好きがいないわけではなく、当時110歳以上だったある男性は鮎が好物で、
毎年夏になると丸ごと一本食べていると嬉しそうに語っていました。
いずれにせよ、みなさん食事でタンパク質を十分に摂取していた」(広瀬医師)
肉食動物は癌、心臓病、糖尿病で死ぬんか?
高齢になると「もりもり食べる」が実は正解の理由 やせていると「肺炎」や「骨折」のリスクが急上昇
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E9%AB%98%E...
●世界の高齢者はもりもり食べている
では、骨折や肺炎を防ぎ、サルコペニアやフレイルに陥るのを防ぐため、高齢になった親にどんなことを勧めればいいのでしょうか。
そのもっとも効果的な対策が「しっかり食べて体重を増やすこと」なのです。
私は15年以上、在宅医療の専門家として6000人を超える高齢の患者さんを診てきました。
また、世界各国の高齢者施設を訪ねて、どのように食事や健康を管理しているのかを調べてきました。
そうしたなかでたどり着いた結論が「太っているお年寄りほど健康」ということなのです。
はっきり言って、こんなにも「やせた高齢者」ばかりが目立って多いのは日本だけのようなもの。
世界各地の高齢者施設を訪ねると、たいていどの国でも長生きをしている健康なお年寄りは、
みんなもりもり食べてコロコロと太っています。
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E9%AB%98%E...
●世界の高齢者はもりもり食べている
では、骨折や肺炎を防ぎ、サルコペニアやフレイルに陥るのを防ぐため、高齢になった親にどんなことを勧めればいいのでしょうか。
そのもっとも効果的な対策が「しっかり食べて体重を増やすこと」なのです。
私は15年以上、在宅医療の専門家として6000人を超える高齢の患者さんを診てきました。
また、世界各国の高齢者施設を訪ねて、どのように食事や健康を管理しているのかを調べてきました。
そうしたなかでたどり着いた結論が「太っているお年寄りほど健康」ということなのです。
はっきり言って、こんなにも「やせた高齢者」ばかりが目立って多いのは日本だけのようなもの。
世界各地の高齢者施設を訪ねると、たいていどの国でも長生きをしている健康なお年寄りは、
みんなもりもり食べてコロコロと太っています。
たとえば、中国の上海のある老人ホームでは、平均年齢85.2歳、平均BMIは24.7の元気で自立した高齢者ばかり。
出されていた食事は、肉などの動物性たんぱく質が5品に、油で炒めた野菜が1品、たっぷりのごはんに汁物……。
書き並べただけでかなりボリューミーであることがおわかりいただけると思いますが、
このメニューをおかわりする人も少なくないそうです。
日本の高齢者と比べると、食べている量にかなりの差があることがおわかりでしょう。
また、日本の高齢者の場合、やれ「脂ものの摂りすぎはよくない」とか、やれ「添加物やジャンクなものは避けたほうがい」とかと、
口に入れるものを自己規制してしまっている場合が多いのですが、世界の長寿者は、そんなことあまり気にせず、
自分の好きなものをもりもり食べている傾向があります。
つまり、高齢になってきたら、食事で大事なのは「質よりも量」。
高齢者にとっては、とにかくたくさん食べてカロリーを蓄え、体重を増やしていくほうが健康長寿につながりやすいのです。
出されていた食事は、肉などの動物性たんぱく質が5品に、油で炒めた野菜が1品、たっぷりのごはんに汁物……。
書き並べただけでかなりボリューミーであることがおわかりいただけると思いますが、
このメニューをおかわりする人も少なくないそうです。
日本の高齢者と比べると、食べている量にかなりの差があることがおわかりでしょう。
また、日本の高齢者の場合、やれ「脂ものの摂りすぎはよくない」とか、やれ「添加物やジャンクなものは避けたほうがい」とかと、
口に入れるものを自己規制してしまっている場合が多いのですが、世界の長寿者は、そんなことあまり気にせず、
自分の好きなものをもりもり食べている傾向があります。
つまり、高齢になってきたら、食事で大事なのは「質よりも量」。
高齢者にとっては、とにかくたくさん食べてカロリーを蓄え、体重を増やしていくほうが健康長寿につながりやすいのです。
それに、もりもり食べて、体重や筋肉量をキープしていれば、運動機能をあまり低下させずに済みます。
また、筋肉がしっかり保たれていれば、転倒して骨折をするリスクも小さくなりますし、
嚥下機能もキープされ、誤嚥性肺炎のリスクも小さくすることができます。
さらに、しっかり食べて体重をつけている高齢者は、仮に入院したにしてもあまり衰えることなく自宅へ帰還して、
わりとスムーズに回復できるケースが多いのです。
私の診てきた高齢の患者さんにも、太めの体型の人には、あれこれ病気を抱えながらも健康コンディションを良好に保って
長生きをしてらっしゃる方が少なくありません。
また、筋肉がしっかり保たれていれば、転倒して骨折をするリスクも小さくなりますし、
嚥下機能もキープされ、誤嚥性肺炎のリスクも小さくすることができます。
さらに、しっかり食べて体重をつけている高齢者は、仮に入院したにしてもあまり衰えることなく自宅へ帰還して、
わりとスムーズに回復できるケースが多いのです。
私の診てきた高齢の患者さんにも、太めの体型の人には、あれこれ病気を抱えながらも健康コンディションを良好に保って
長生きをしてらっしゃる方が少なくありません。
もりもり食べるには歯も健康でないとなあ
海外の高齢者の歯も丈夫なのかい?
海外の高齢者の歯も丈夫なのかい?
>>87
実は歯の健康にも、たんぱく質の摂取量が関係しています。
子どものころから「健康な歯や強くて丈夫な骨を作るために、カルシウムを摂りなさい」と言われ、
牛乳や小魚などをたくさん食べてきたという人も多いでしょうが、実は、カルシウムだけでは
丈夫な骨や歯は作れません。
スジ状のたんぱく質があって、そのスジのあいだにカルシウムが付着することによって、
はじめて丈夫な骨や歯が作られるのです。
ビルなどの大きな建物は、鉄筋コンクリートで作られています。
鉄骨だけ、コンクリートだけではもろいので、鉄筋を入れることで補強しているのです。
この鉄筋に当たるのが、たんぱく質です。
歯周病の進行にも、もともとの骨の丈夫さが無縁ではありません。
実は歯の健康にも、たんぱく質の摂取量が関係しています。
子どものころから「健康な歯や強くて丈夫な骨を作るために、カルシウムを摂りなさい」と言われ、
牛乳や小魚などをたくさん食べてきたという人も多いでしょうが、実は、カルシウムだけでは
丈夫な骨や歯は作れません。
スジ状のたんぱく質があって、そのスジのあいだにカルシウムが付着することによって、
はじめて丈夫な骨や歯が作られるのです。
ビルなどの大きな建物は、鉄筋コンクリートで作られています。
鉄骨だけ、コンクリートだけではもろいので、鉄筋を入れることで補強しているのです。
この鉄筋に当たるのが、たんぱく質です。
歯周病の進行にも、もともとの骨の丈夫さが無縁ではありません。
フードファディズム
毎日食う必要は無いよ
トーフとかナットーとか卵魚食ってればオケー
トーフとかナットーとか卵魚食ってればオケー
もう25年くらい肉食ってないけど(それ以前もあんまり食ってないが)、ウエイトトレーニングしたら筋肉付くし、骨も丈夫だよ。
ゴリラは人間にかなり近い生き物だが、あの筋肉は肉食で出来てない。
あと、牛豚も実は人間に8割方近い生き物だ。(ry
ゴリラは人間にかなり近い生き物だが、あの筋肉は肉食で出来てない。
あと、牛豚も実は人間に8割方近い生き物だ。(ry
>>92
>ゴリラは人間にかなり近い生き物だが、あの筋肉は肉食で出来てない。
ゴリラの腸内には、人間の腸内には無い特殊な微生物がおり、植物性の食物(セルロース)を分解して、
筋肉の材料となるアミノ酸を合成する能力があります。
それでも、効率の悪い草食だけで体を維持するためには、肉食の場合よりもはるかに大量の食事量が必要になります。
そのため、ゴリラのオスは、1日に約30kgもの食事をしますし、それだけの量の植物性食物を分解するために、
腸内では多くの微生物が活動し、アミノ酸をはじめとする栄養を大量に分解・吸収しています。
なお、その膨大な食事量を満たすために、野生のゴリラは、1日の活動時間のほとんどを食糧探しと食事に費やしています。
また、ゴリラという種は遺伝子的に筋肉量が多く、一度付いた筋肉も落ちにくいという特性があります。
人間は、運動をやめるとたちまち筋肉が萎縮してしまいますが、ゴリラは運動をしていなくても
筋肉が落ちることはありません。
そのため、ゴリラは人間のようなに筋トレをする必要はなく、生まれ持った多くの筋肉を、
日常生活を送っているだけで維持できるのです。
つまり、人間がゴリラの食生活を真似て筋肉を増やすことは不可能です。
>ゴリラは人間にかなり近い生き物だが、あの筋肉は肉食で出来てない。
ゴリラの腸内には、人間の腸内には無い特殊な微生物がおり、植物性の食物(セルロース)を分解して、
筋肉の材料となるアミノ酸を合成する能力があります。
それでも、効率の悪い草食だけで体を維持するためには、肉食の場合よりもはるかに大量の食事量が必要になります。
そのため、ゴリラのオスは、1日に約30kgもの食事をしますし、それだけの量の植物性食物を分解するために、
腸内では多くの微生物が活動し、アミノ酸をはじめとする栄養を大量に分解・吸収しています。
なお、その膨大な食事量を満たすために、野生のゴリラは、1日の活動時間のほとんどを食糧探しと食事に費やしています。
また、ゴリラという種は遺伝子的に筋肉量が多く、一度付いた筋肉も落ちにくいという特性があります。
人間は、運動をやめるとたちまち筋肉が萎縮してしまいますが、ゴリラは運動をしていなくても
筋肉が落ちることはありません。
そのため、ゴリラは人間のようなに筋トレをする必要はなく、生まれ持った多くの筋肉を、
日常生活を送っているだけで維持できるのです。
つまり、人間がゴリラの食生活を真似て筋肉を増やすことは不可能です。
>>92
>あと、牛豚も実は人間に8割方近い生き物だ。(ry
豚は、消化管の構造で分類すると肉食動物(肉食動物が雑食している状態)なので、
確かに人間に近いと言えます。
一方、牛は、草食動物としてかなり完成されている生き物なので、人間とは大きく異なります。
今から約2,000万年前に、地球上に本格的な草原が出現しました。
草原を埋めた草本類は、セルロース繊維が大変多い植物で、これを主たる食物にして成立したのが、
ウシ、ヤギ、ヒツジなどの反すう動物です。
そして彼らがセルロースを利用するためには、バクテリアの助けが必要です。
反すう動物の代表的家畜である乳牛は、分娩後10ヵ月の間に7,000kgもの牛乳を出します
(最近ではこの量がさらに20,000kgにもなるものもおり、スーパー・カウと呼ばれます)。
7,000kgの牛乳の中には200kgのたんぱく質、250kgの脂肪、300kgの糖、5kgの無機塩類が含まれています。
人間(成人)の体から水分を除くと15kgくらいしかありませんから、これらの数字がいかに膨大かがわかるでしょう。
草しか食べないウシが、なぜ、こんなにたくさんの栄養素を体の外に出せるのでしょうか。
ウシやヒツジなどの反すう動物の胃は4つに分かれています。
本当の胃、つまりわれわれ単胃動物の胃に相当するのは最後の第4胃で、前の3つは、
「反すう」といわれる食物のかみ戻しと、発酵を行なうための仕かけです。
>あと、牛豚も実は人間に8割方近い生き物だ。(ry
豚は、消化管の構造で分類すると肉食動物(肉食動物が雑食している状態)なので、
確かに人間に近いと言えます。
一方、牛は、草食動物としてかなり完成されている生き物なので、人間とは大きく異なります。
今から約2,000万年前に、地球上に本格的な草原が出現しました。
草原を埋めた草本類は、セルロース繊維が大変多い植物で、これを主たる食物にして成立したのが、
ウシ、ヤギ、ヒツジなどの反すう動物です。
そして彼らがセルロースを利用するためには、バクテリアの助けが必要です。
反すう動物の代表的家畜である乳牛は、分娩後10ヵ月の間に7,000kgもの牛乳を出します
(最近ではこの量がさらに20,000kgにもなるものもおり、スーパー・カウと呼ばれます)。
7,000kgの牛乳の中には200kgのたんぱく質、250kgの脂肪、300kgの糖、5kgの無機塩類が含まれています。
人間(成人)の体から水分を除くと15kgくらいしかありませんから、これらの数字がいかに膨大かがわかるでしょう。
草しか食べないウシが、なぜ、こんなにたくさんの栄養素を体の外に出せるのでしょうか。
ウシやヒツジなどの反すう動物の胃は4つに分かれています。
本当の胃、つまりわれわれ単胃動物の胃に相当するのは最後の第4胃で、前の3つは、
「反すう」といわれる食物のかみ戻しと、発酵を行なうための仕かけです。
いちばん前にある「反すう胃」は、500kgのウシで100kg以上もの目方になります。
内容物には1g当たり10~100億という莫大な数のバクテリアが住み着いています。
ウシは盛んに草を食べますが、ウシ自身のために食べているというより、
反すう胃の中にいる膨大なバクテリアのために食べているということができます。
草に含まれる炭水化物はセルロースを含めて、バクテリアのエネルギー源、
さらにはたんぱく質の合成にも使われます。
バクテリアが酸素のない条件で発酵して作る最終産物は、酢酸、プロピオン酸、
乳酸などの有機酸と呼ばれる酸であることは先ほど述べましたが、
ウシはこれらを吸収して、自分の細胞内でミトコンドリアを使って好気的代謝を行ない、
大きなエネルギー(基礎代謝量の70%にも相当します)を得ています。
発酵の結果酸ができますから、反すう胃の中が酸性になって発酵が止まってしまう危険があるのですが、
反すう動物は炭酸水素ナトリウムを含んだアルカリ性の唾液を大量に分泌し、これを反すう胃に注ぎ込んで
内容物を中和しています。
ウシの1日の唾液の量は100~190褄にも達します。
これはウシの体全体の水分量の約半分という、思いもよらぬ大量の水分です。
内容物には1g当たり10~100億という莫大な数のバクテリアが住み着いています。
ウシは盛んに草を食べますが、ウシ自身のために食べているというより、
反すう胃の中にいる膨大なバクテリアのために食べているということができます。
草に含まれる炭水化物はセルロースを含めて、バクテリアのエネルギー源、
さらにはたんぱく質の合成にも使われます。
バクテリアが酸素のない条件で発酵して作る最終産物は、酢酸、プロピオン酸、
乳酸などの有機酸と呼ばれる酸であることは先ほど述べましたが、
ウシはこれらを吸収して、自分の細胞内でミトコンドリアを使って好気的代謝を行ない、
大きなエネルギー(基礎代謝量の70%にも相当します)を得ています。
発酵の結果酸ができますから、反すう胃の中が酸性になって発酵が止まってしまう危険があるのですが、
反すう動物は炭酸水素ナトリウムを含んだアルカリ性の唾液を大量に分泌し、これを反すう胃に注ぎ込んで
内容物を中和しています。
ウシの1日の唾液の量は100~190褄にも達します。
これはウシの体全体の水分量の約半分という、思いもよらぬ大量の水分です。
反すう胃内のバクテリアは、宿主にエネルギー源を供給することはもちろん、
たんぱく質を供給することも行ないます。
多くのバクテリアは、適当な炭水化物があってさらにアンモニアのような窒素源、
また一部のアミノ酸(システイン、メチオニン)に必要な硫酸塩のような硫黄の供給源があれば
すべてのアミノ酸を合成して、菌体それ自身を含めて必要なたんぱく質を作ることができます。
このようにして作られた菌体は、原生動物に食べられたりしますが、そのようなものも含めて相当な速さで
第4胃へと流れ落ちていきます。
第4胃がわれわれの胃に相当していますから、ウシの消化管の中の食物の流れを第4胃を出発点に眺めれば、
ウシは草を食べているのではなく、バクテリア、原生動物などたんぱく質に富んだ食材を丸ごと食べていることになります。
草食動物の進化の歴史をたどると、発酵はまず大腸、盲腸などの消化管の最後部で起こってきます。
ウマなど古い奇蹄類の動物は今でもこのような方式をとっています。
このような動物は消化管の最前部で発酵が起きている反すう動物に比べて決定的に劣るところがあります。
それは発酵しているバクテリアが糞として外に出てしまい、利用できないということです。
つまり、発酵でできた有機酸を吸収してエネルギー源にすることは可能ですが、バクテリアの作った
たんぱく質からアミノ酸を得るためには消化吸収の過程が必要で、消化管の最後の部分で発酵が起きているために、
ウマなどはそれができないということです。
たんぱく質を供給することも行ないます。
多くのバクテリアは、適当な炭水化物があってさらにアンモニアのような窒素源、
また一部のアミノ酸(システイン、メチオニン)に必要な硫酸塩のような硫黄の供給源があれば
すべてのアミノ酸を合成して、菌体それ自身を含めて必要なたんぱく質を作ることができます。
このようにして作られた菌体は、原生動物に食べられたりしますが、そのようなものも含めて相当な速さで
第4胃へと流れ落ちていきます。
第4胃がわれわれの胃に相当していますから、ウシの消化管の中の食物の流れを第4胃を出発点に眺めれば、
ウシは草を食べているのではなく、バクテリア、原生動物などたんぱく質に富んだ食材を丸ごと食べていることになります。
草食動物の進化の歴史をたどると、発酵はまず大腸、盲腸などの消化管の最後部で起こってきます。
ウマなど古い奇蹄類の動物は今でもこのような方式をとっています。
このような動物は消化管の最前部で発酵が起きている反すう動物に比べて決定的に劣るところがあります。
それは発酵しているバクテリアが糞として外に出てしまい、利用できないということです。
つまり、発酵でできた有機酸を吸収してエネルギー源にすることは可能ですが、バクテリアの作った
たんぱく質からアミノ酸を得るためには消化吸収の過程が必要で、消化管の最後の部分で発酵が起きているために、
ウマなどはそれができないということです。
多くのネズミの仲間、ウサギ、コアラなどは大きな盲腸を持ち、そこで発酵が起きていますが、
このような動物は盲腸から出てくる糞を食べます。
この「糞食」は、「盲腸発酵」動物の一般的な性質です。
糞食をする理由は、言うまでもなく発酵していたバクテリアを回収して、バクテリアの作った
たんぱく質を消化してアミノ酸を吸収することにあります。
このように見てくるとウマは、たんぱく質の摂取に大きな問題を抱えた珍しい(古い)草食動物ということができます。
ここまで述べてきたとおり、草食動物はバクテリアを発酵させるために、消化管のどこかが目立った変化を見せます。
そのような観点でヒトの消化管を見ると、ヒトの消化管はイヌやネコのそれと同様に際立った変形はなく、
肉食動物の特徴を備えています。
このような動物は盲腸から出てくる糞を食べます。
この「糞食」は、「盲腸発酵」動物の一般的な性質です。
糞食をする理由は、言うまでもなく発酵していたバクテリアを回収して、バクテリアの作った
たんぱく質を消化してアミノ酸を吸収することにあります。
このように見てくるとウマは、たんぱく質の摂取に大きな問題を抱えた珍しい(古い)草食動物ということができます。
ここまで述べてきたとおり、草食動物はバクテリアを発酵させるために、消化管のどこかが目立った変化を見せます。
そのような観点でヒトの消化管を見ると、ヒトの消化管はイヌやネコのそれと同様に際立った変形はなく、
肉食動物の特徴を備えています。
一部の食育本で有名な俗説に、
「明治時代のベルツ氏の人力車実験から、肉を食べずにお米ばかり大量に食べる方が身体に良いことが証明された」
とか、
「日本人の身体には、肉よりもお米の方が合っている」
というものがあります。
この伝説は、TOSSなど一部教育関係者の間で事実と信じられていますが、実は実験結果の考察ミスであり、
現代の生理学や栄養学の観点からはとっくに否定されています。
しかし、未だに多くの人々が、この明治時代の誤った説を信じてネットなどで広めています。
食育を通じて子ども達に広まってしまえば、むしろ育ち盛りに成長を阻害したり身体を壊してしまうだろうと
心を痛めているこの頃なので、今日はこの話を取り上げたいと思います。
「明治時代のベルツ氏の人力車実験から、肉を食べずにお米ばかり大量に食べる方が身体に良いことが証明された」
とか、
「日本人の身体には、肉よりもお米の方が合っている」
というものがあります。
この伝説は、TOSSなど一部教育関係者の間で事実と信じられていますが、実は実験結果の考察ミスであり、
現代の生理学や栄養学の観点からはとっくに否定されています。
しかし、未だに多くの人々が、この明治時代の誤った説を信じてネットなどで広めています。
食育を通じて子ども達に広まってしまえば、むしろ育ち盛りに成長を阻害したり身体を壊してしまうだろうと
心を痛めているこの頃なので、今日はこの話を取り上げたいと思います。
この実験自体は正しい手順を踏んでいましたが、ここから、
明治時代の「食養会」をはじめとする人達は、
誤った結論を導き出してしまいました。
(ちなみに、食養会とは、大量のお米ばかりを食べ、
野菜等も含めた様々なおかず等を減らすことを勧めた団体で、
特に洋風の食事を禁止しました。その思想は、後の様々な代替医療や
マクロビオティックなどに受け継がれました)
その誤った結論こそが、
「普段からずっとお米ばかり食べて、肉を全く食べない方が、力が出るので身体に良い」
というものです。
しかし、ベルツさんの実験からこのような結論を導くのは論理の飛躍です。
なぜなら、ベルツさんの実験は、
「お米やジャガイモや麦などを食べると、人力車夫という限定的な重労働に従事している間は力が出る」
ということを証明していますが、
「事務職や営業職や軽労働などの人が、"お米ばかり"食べると健康に良い」
なんてことは全く証明していないからです。
しかも、「一時的に力が出る」ということと、
「普段から元気はつらつとして長生きでる」ということは、
全く別次元の問題です。
この人力車夫が元気で長生きできたかどうかは、
ベルツさんの実験からは全く読み取れないのです。
明治時代の「食養会」をはじめとする人達は、
誤った結論を導き出してしまいました。
(ちなみに、食養会とは、大量のお米ばかりを食べ、
野菜等も含めた様々なおかず等を減らすことを勧めた団体で、
特に洋風の食事を禁止しました。その思想は、後の様々な代替医療や
マクロビオティックなどに受け継がれました)
その誤った結論こそが、
「普段からずっとお米ばかり食べて、肉を全く食べない方が、力が出るので身体に良い」
というものです。
しかし、ベルツさんの実験からこのような結論を導くのは論理の飛躍です。
なぜなら、ベルツさんの実験は、
「お米やジャガイモや麦などを食べると、人力車夫という限定的な重労働に従事している間は力が出る」
ということを証明していますが、
「事務職や営業職や軽労働などの人が、"お米ばかり"食べると健康に良い」
なんてことは全く証明していないからです。
しかも、「一時的に力が出る」ということと、
「普段から元気はつらつとして長生きでる」ということは、
全く別次元の問題です。
この人力車夫が元気で長生きできたかどうかは、
ベルツさんの実験からは全く読み取れないのです。
ベルツさんの実験を現代の生理学の知識からひもとくと、
実は、彼の発見した現象はスポーツ生理学でいう
「カーボローディング」だったのです。
カーボローディングとは、長時間のマラソン、水泳、
クロスカントリースキー、ロードレースなどの
有酸素運動の前に沢山のデンプンを食べておくと、
競技の間、ずっと持久力が保たれるという現象ですが、
ここで言うデンプンとは、別にお米に限らず、バナナや、
小麦を砂糖などで固めた食品でも良いのがミソです。
というか、むしろお米のような粒食より、
バナナや粉食のほうが早く力が出ます。
そして、そういった過酷なスポーツの選手でも、
普段の筋肉や健康を保つためには、やはり、
試合がオフの日に、肉、魚、野菜などのおかずも
バランス良く食べることが大切なのです。
では、どうして長時間の激しい肉体労働の時にだけ、
こんな不思議な現象が起こるのでしょうか。
この点について簡単に説明します。
実は、彼の発見した現象はスポーツ生理学でいう
「カーボローディング」だったのです。
カーボローディングとは、長時間のマラソン、水泳、
クロスカントリースキー、ロードレースなどの
有酸素運動の前に沢山のデンプンを食べておくと、
競技の間、ずっと持久力が保たれるという現象ですが、
ここで言うデンプンとは、別にお米に限らず、バナナや、
小麦を砂糖などで固めた食品でも良いのがミソです。
というか、むしろお米のような粒食より、
バナナや粉食のほうが早く力が出ます。
そして、そういった過酷なスポーツの選手でも、
普段の筋肉や健康を保つためには、やはり、
試合がオフの日に、肉、魚、野菜などのおかずも
バランス良く食べることが大切なのです。
では、どうして長時間の激しい肉体労働の時にだけ、
こんな不思議な現象が起こるのでしょうか。
この点について簡単に説明します。
まず、速く走るためには筋肉が激しく収縮と弛緩を繰り返さなければなりません。
筋肉が収縮するには、筋肉を構成している「筋細胞」という細胞の中で「ATP」
という物質が作られなければなりません。
ところがATPは、細胞の中の2カ所でしか作られません。
(1)解糖系。
(2)TCA回路(クエン酸回路とも呼ばれます)を経た呼吸鎖。酸素が必要。
(1)の解糖系は、酸素が無い状態でも(2)の約100倍のスピードでATPを作れます。
ですから、激しい運動が長く続く時は、血管から筋肉への酸素供給が追いつかなくなって
(2)が働かなくなり、(1)の解糖系だけがATPを供給するのです。
しかし、解糖系でATP作りの原料に使えるのはグルコースとグリコーゲンだけです。
デンプンは食べると消化されてグルコースになるので、試合前に沢山デンプンを食べておけば、
筋肉中の酸素がなくなっても解糖系がどんどんATPを作ってくれます。
だから猛スピードで走れるのです。
筋肉が収縮するには、筋肉を構成している「筋細胞」という細胞の中で「ATP」
という物質が作られなければなりません。
ところがATPは、細胞の中の2カ所でしか作られません。
(1)解糖系。
(2)TCA回路(クエン酸回路とも呼ばれます)を経た呼吸鎖。酸素が必要。
(1)の解糖系は、酸素が無い状態でも(2)の約100倍のスピードでATPを作れます。
ですから、激しい運動が長く続く時は、血管から筋肉への酸素供給が追いつかなくなって
(2)が働かなくなり、(1)の解糖系だけがATPを供給するのです。
しかし、解糖系でATP作りの原料に使えるのはグルコースとグリコーゲンだけです。
デンプンは食べると消化されてグルコースになるので、試合前に沢山デンプンを食べておけば、
筋肉中の酸素がなくなっても解糖系がどんどんATPを作ってくれます。
だから猛スピードで走れるのです。
しかし、その反面、「走る」という動作を可能ならしめる「筋肉」という組織を養うためには、
やはり肉などの動物性食品から十分なたんぱく質を摂ることが不可欠なのですが、お米には
たんぱく質は少量しか含まれおらず、しかも植物性たんぱく質なのでアミノ酸スコアも低く、
体内での利用効率も悪いのです。
働き盛りの男性肉体労働者は、1日に約3000キロカロリーか、それ以上の熱量が必要です。
ベルツ氏の実験に参加した人力車夫は、それに見合う大量のお米を食べ、デンプンを解糖系で燃やして、
残ったたんぱく質で筋肉を維持していたと考えられます。
しかし、仮にお米ばかり食べていたとすれば、たんぱく質合成に不可欠な「リジン」というアミノ酸が
お米にはほとんど含まれていないため、次第に筋肉が細くなって走れなくなり、しまいには廃業せざるを
得なくなったでしょう。
やはり肉などの動物性食品から十分なたんぱく質を摂ることが不可欠なのですが、お米には
たんぱく質は少量しか含まれおらず、しかも植物性たんぱく質なのでアミノ酸スコアも低く、
体内での利用効率も悪いのです。
働き盛りの男性肉体労働者は、1日に約3000キロカロリーか、それ以上の熱量が必要です。
ベルツ氏の実験に参加した人力車夫は、それに見合う大量のお米を食べ、デンプンを解糖系で燃やして、
残ったたんぱく質で筋肉を維持していたと考えられます。
しかし、仮にお米ばかり食べていたとすれば、たんぱく質合成に不可欠な「リジン」というアミノ酸が
お米にはほとんど含まれていないため、次第に筋肉が細くなって走れなくなり、しまいには廃業せざるを
得なくなったでしょう。
一方、クルマ社会・ネット社会に生きる私達現代人が、3000キロカロリーのお米を食べたらどうなるでしょうか。
軽作業の18~29歳の男性は、1日に約2250キロカロリーで十分ですので、余った分のカロリーで肥満します。
では、肥満しないように、2250キロカロリーに抑え、それをお米だけで摂ったらどうなるか?というと、
精白米の場合、たんぱく質はたった33gしか摂取できないのです。玄米でも38gです。
男性20歳代のたんぱく質の推定平均必要量は1日50g、推奨量は60gですから、お米ばかりの食事では身体を壊してしまいます。
やはり、健康の維持に重要なたんぱく質は、肉や魚などをバランス良く食べることで補う必要があるのです。
軽作業の18~29歳の男性は、1日に約2250キロカロリーで十分ですので、余った分のカロリーで肥満します。
では、肥満しないように、2250キロカロリーに抑え、それをお米だけで摂ったらどうなるか?というと、
精白米の場合、たんぱく質はたった33gしか摂取できないのです。玄米でも38gです。
男性20歳代のたんぱく質の推定平均必要量は1日50g、推奨量は60gですから、お米ばかりの食事では身体を壊してしまいます。
やはり、健康の維持に重要なたんぱく質は、肉や魚などをバランス良く食べることで補う必要があるのです。
■「餓死したよう」…7年間トロピカル・フルーツだけ食べたヴィーガンのインフルエンサー死去
数年間、果物や野菜など極端な植物性の食事にこだわっていた有名な「ヴィーガン(vegan)」
インフルエンサーが死亡した。
知人らは彼女が「餓死したようだ」と推測している。
31日(現地時間)、米ニューヨークポストによると、ティックトックやインスタグラムなどの
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で数百万人のフォロワーを持つロシア国籍の
ジャンナ・サムソノワさん(39)は東南アジアを旅行中だった21日、マレーシアで死亡した。
知人らは「彼女は餓死したのだと思う」と話し、死亡直前は健康状態が非常に良くなかったと証言した。
ある知人は現地メディアのインタビューで
「数カ月前にスリランカで会った時、サムソノワはとても疲れて見え、むくんだ足からリンパ液が漏れ出ていた」
とし「人々が治療のために彼女を家に帰そうとしたが、サムソノワは逃げた」と話した。
この知人はその後、タイ・プーケットの宿でサムソノワさんの上の階に泊まったとし
「サムソノワに再び会った時は鳥肌が立つほどだった。毎朝、彼女の遺体を発見するのではないかと怖かった」
と話した。
また「治療を受けるように説得したが、成功できなかった」と説明した。
サムソノワさんの母親は娘が「コレラ感染」のようだと語った。
しかし、公式的な死因はまだ明らかになっていないと、ニューヨークポストは伝えた。
数年間、果物や野菜など極端な植物性の食事にこだわっていた有名な「ヴィーガン(vegan)」
インフルエンサーが死亡した。
知人らは彼女が「餓死したようだ」と推測している。
31日(現地時間)、米ニューヨークポストによると、ティックトックやインスタグラムなどの
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で数百万人のフォロワーを持つロシア国籍の
ジャンナ・サムソノワさん(39)は東南アジアを旅行中だった21日、マレーシアで死亡した。
知人らは「彼女は餓死したのだと思う」と話し、死亡直前は健康状態が非常に良くなかったと証言した。
ある知人は現地メディアのインタビューで
「数カ月前にスリランカで会った時、サムソノワはとても疲れて見え、むくんだ足からリンパ液が漏れ出ていた」
とし「人々が治療のために彼女を家に帰そうとしたが、サムソノワは逃げた」と話した。
この知人はその後、タイ・プーケットの宿でサムソノワさんの上の階に泊まったとし
「サムソノワに再び会った時は鳥肌が立つほどだった。毎朝、彼女の遺体を発見するのではないかと怖かった」
と話した。
また「治療を受けるように説得したが、成功できなかった」と説明した。
サムソノワさんの母親は娘が「コレラ感染」のようだと語った。
しかし、公式的な死因はまだ明らかになっていないと、ニューヨークポストは伝えた。
サムソノワさんは自分の周りの人々が本来の年齢より老けて見える理由が「ジャンクフード」のためだと考え、
菜食に入門したという。
その後、サムソノワさんはSNSを通じて調理していない菜食を勧めてきた。
サムソノワさんは「完全に生のヴィーガン料理の献立を維持する」とし、
「果物とひまわりの芽、果物のスムージーとジュースだけを摂取する」と話していた。
サムソノワさんは「私の体と心が毎日のように変化している」と言い、
「私は新しい自分自身を愛しているし、以前の習慣には絶対に戻らない」と強調した。
ある知人はサムソノワさんがこの7年間、ジャックフルーツ、ドリアンなどトロピカル・フルーツだけ食べたと説明した。
しかし、知人らはサムソノワさんのこのような「健康食」に対する執着が彼女を死に追い込んだと疑っている。
ある友人は「医師でなくても、このような献立がどんな結果を生むかは簡単に分かること」とし
「冷酷な言い方だろうが、愚かさによって身体が拷問されるのを見守るしかなかった」と話した。
調理していない野菜を摂取するのは、ある程度は減量や心臓病の改善、糖尿病予防などには役立つが、
カルシウムとビタミンD不足を招くなど、栄養失調の危険があるとニューヨークポストは指摘した。
さらに貧血、神経系の損傷、不妊などの可能性も高まるとした。
しかし、サムソノワさんのファンは死因を極端な献立のためと考えるのではなく、
摂取した食品の化学的成分に問題があったと考えているとメディアは報じた。
菜食に入門したという。
その後、サムソノワさんはSNSを通じて調理していない菜食を勧めてきた。
サムソノワさんは「完全に生のヴィーガン料理の献立を維持する」とし、
「果物とひまわりの芽、果物のスムージーとジュースだけを摂取する」と話していた。
サムソノワさんは「私の体と心が毎日のように変化している」と言い、
「私は新しい自分自身を愛しているし、以前の習慣には絶対に戻らない」と強調した。
ある知人はサムソノワさんがこの7年間、ジャックフルーツ、ドリアンなどトロピカル・フルーツだけ食べたと説明した。
しかし、知人らはサムソノワさんのこのような「健康食」に対する執着が彼女を死に追い込んだと疑っている。
ある友人は「医師でなくても、このような献立がどんな結果を生むかは簡単に分かること」とし
「冷酷な言い方だろうが、愚かさによって身体が拷問されるのを見守るしかなかった」と話した。
調理していない野菜を摂取するのは、ある程度は減量や心臓病の改善、糖尿病予防などには役立つが、
カルシウムとビタミンD不足を招くなど、栄養失調の危険があるとニューヨークポストは指摘した。
さらに貧血、神経系の損傷、不妊などの可能性も高まるとした。
しかし、サムソノワさんのファンは死因を極端な献立のためと考えるのではなく、
摂取した食品の化学的成分に問題があったと考えているとメディアは報じた。
とても勉強になる良スレ
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スレッドタイトル:動物性食品を食べると病気になる