やっぱりね…
鬱病は、脳の神経細胞が物理的なダメージを受けているのか。
だったら、気合で乗り切るなんて不可能だよなあ。
俺はボディービルの大会に出るため、炭水化物と塩分の摂取を本当に「ゼロ」にして挑んだ事があった。
本当にキテガイになってやると決心して、3ヵ月くらい続けただろうか?
末期には物事がまったく考えられなくなり、いつも死にそうな恨みがましい目をして他人を睨んでいたなあ。
そして朝起きると、言い様のない怒りと悲しみがブワーッ!と襲って来て、なぜか絶望感と恐怖感に苛まれた。
ちょうど、この大仁田画像みたいな感じだったよ。
それが毎日続き、ついに会社で問題(つまりケンカ)を起こしまくった。
街へ出ても、寿司屋のオヤジの顔が気にくわないとかの理由で、そいつにケンカを吹っ掛けた。
大会では上位入賞を果たしたんだが、あんな危険な事はもうやめた。
ビルダー連中の人間関係が陰湿な理由が、これで解ったわ。
後で冷静になって振り返ると、俺の体験は鬱病やパニック障害の症状とかなり似ていた。
まあこっちは趣味の延長線上でそうなったから、病気でそうなった方々の気持ちを解った気になるのは失礼だ。それは理解している。
でもそうじゃなくて、病気の方々の気持ちが少しでも体験出来たと言いたいのだ。
あんな辛い気持ちが続く人間に対して、やれ甘えるなだとか気合で乗り切れだとか、そういう事を言うもんじゃないよな。
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