栄養学は発展途上の学問で、きちんと学習していない人たちの経験通伝が公然と跋扈している。
アトピー・アレルギーもだいぶ研究が進んで、原因が特定されつつあるが、
その治療方の確率には生活環境をはらむ文化的問題も関わってくるから、薬病院だけでは済まなさそうです。
まだ一般社会では協議にもなっていない不思議を一つ。
アレルゲンは圧倒的に植物由来が多いのはなぜか? 動物性はタンパク質にあるくらい。
それと、これも90年代に出版されたツールド・フランスの英雄ベルナール・イノーのレーシングマネジメントの本で知ったのだが
タンパク質、脂質の消化は植物性に比べて圧倒的に消化がいい。
動物性のタンパク質は約20分、脂質は15分くらいで胃からなくなる。
方や植物性は50分経っても胃に残っている。
それで、レース中のイノーは食事にできるだけ植物性のものを避けている。
疲労で内臓が弱っている時は、特に気をつけて植物由来を避けている。
そこで離乳食を見てみると、「消化を考えて」植物性のタンパク質、脂質から始める。というのが一般的らしい。
そもそも、あらゆる動物のベイビーは、母乳という動物性の食事から出発するのだから、矛盾していないかい?
植物性食品の盲信も、ここへきてほころびが起きているみたい。
何事も過ぎては、ということかね。衛生問題も含めて。
おっと、これもまた途上の話で、これを持ってヴェジタブル健康志向に唾を吐こうってのは、やめようね。
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