オリゴ糖飲んだら腸内が爆発的に活発化


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001 2016/02/07(日) 17:12:46 ID:.xywI7Tu4U
重い風邪で抗生剤を飲んでからずっと腸が不調になり
いろんな整腸剤やヨーグルトを摂ったものの改善なし
知人からオリゴ糖の摂取を勧められて飲んでみたら劇的な症状
朝コーヒーに入れて飲んだ日の昼から夜にかけてゲップ、おならが止まらなくなり
翌朝以降に下腹部がパンパンに張ってオナラだけじゃなく便がどんどん出て
3日目くらいから落ち着いてきたんだが
不思議なことに焦げ茶色で粘っこいウンコだったのが(画像のレベル7)
プリっと切れの良い黄土色の明るい色のウンコにかわり(画像のレベル2)
しかもほとんどウンコ臭がしない赤ちゃんのウンコみたいなのに変わった
腸が貼る感じもなく便秘や下痢傾向もなくなって10代の頃のような快調感が復活
こんなことってあるのか?なんでオリゴ糖って注目されてないんだろう?

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034 2016/03/09(水) 20:36:40 ID:9LgOHia0OM
一般的に、腸内の悪玉菌が増えるとバランスが悪くて身体に良くなくてビフィズス菌のような
善玉菌が増えると身体に良いといったようなことが言われますが、悪玉菌や善玉菌とは実際に
何と何でそれがどのような状態であればバランスが悪いと言えるのか、その結果として具体的
にどのような症状が出たり病気になったりするリスクがどのくらい変わるのかといったような
ことは、実はあまり明確にはされていません。プロバイオティクスは概念としては確立してい
るのですが、まだ効果を目的にして実際に使えるだけの根拠はないと言えるでしょう。

(中略)

08年にオランダで行われたプロバイオティクス製品を用いた急性膵炎患者を対象にした臨床研
究が、プロバイオティクス投与群の方が死亡率が高かったという結果になり、プロバイオティ
クス製品が必ずしも無条件に安全ではないということが明らかになったこともあります。
もちろんこの事例は、健康な人がヨーグルトなどの発酵製品を食べることで悪影響がある可能
性があるという話ではありません。しかし、どのような条件があると有害になりうるのかを明
確にする必要はあります。「免疫機能の亢進」という定義が明確にされないまま、なんとなく
良いことのように受け取られている用語が、実際にヒトで認められる症状になるとアレルギー
と自己免疫疾患の増悪だったりする可能性もあるのです。

http://www.foocom.net/fs/uneyama/2537...

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035 2016/03/09(水) 20:38:17 ID:/p3GW.YGWQ
(続き)

EFSAによるこうした評価結果を受けて、フランスの大手乳業メーカー、ダノンが、ヨーグルト
「Activia」(日本の製品名は「Bio」)のお腹の調子を整えるという健康強調表示申請などを
取り下げています。

(中略)

EFSAの評価基準は、医薬品の有効性評価などを見慣れている人から見ると妥当であろうと思わ
れるのですが、食品業界の常識からは厳しいと思われているようです。日本の特定保健用食品
(トクホ)のうち、微生物やオリゴ糖などによりお腹の調子を整えるといった類の製品は、EF
SAに申請するとしたら認められないでしょう。日本とヨーロッパで科学的事実が違うわけでは
なく、「科学的根拠」という言葉の意味する内容が違うという状況になっています。食品の健
康影響については医薬品ほど厳密でなくてもいいという主張があるのも事実です。
しかし医薬品は専門家である医師が詳細情報を得た上で患者への効果を確認しながら使うのに
対し、食品は専門家ではない一般の人が簡単な表示だけで判断して使ってしまうものです。食
品だから根拠は薄弱でよいという認識でいいのでしょうか。科学的根拠という言葉の意味が日
本と欧州では、あるいは日本国内でも食品と医薬品では、全く違うという状況が、消費者に
とって「科学」を理解する妨げになってはいないでしょうか。

http://www.foocom.net/fs/uneyama/2537...

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036 2016/03/10(木) 07:03:09 ID:pHOp1MSqSo
>>32
>>31の主張を補強してどうする

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037 2016/03/10(木) 10:42:08 ID:GQvIsgNFiE
ちょっと頭の弱いのが居るようなので
補足しておくよ。

>>31は「微生物は」と抽象的に書き出して、
お話にのらんので、>>32はまずそこを質問し、
ご丁寧に例としてビフィズス菌の資料の
リンクも貼ってあげたのに、
いまだ>>31は答えられず。

>>33は、腸内細菌がオリゴ糖の形のまま
利用すると思ってるらしい。

>>34>>35は、欧州で売られてる
健康食品の能書きが説明不足だったり、
審査する側が意地悪だという話。

>>36は日本語が不自由な人。

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038 2016/03/10(木) 20:16:28 ID:pHOp1MSqSo
>ご丁寧に例としてビフィズス菌の資料のリンクも貼ってあげたのに、

>>32の論文はどちらもビフィズス菌の有する酵素に関する研究。
新規糖分解酵素の作用機序解明や構造解析自体は学術的に価値のあるものだが、それをもって
「オリゴ糖が体に良い」と主張するには幾重もの飛躍がある。
まずは、「オリゴ糖摂取が体に良い」という疫学的な証拠を出さないと。

>腸内細菌がオリゴ糖の形のまま利用すると思ってるらしい。

ヒトも微生物もオリゴ糖の糖鎖を切断して単糖などを得、それを利用している。
だったら単糖を摂取したほうが手っ取り早いね。

>欧州で売られてる健康食品の能書きが説明不足だったり、審査する側が意地悪だという話。

不正解。
食品の栄養価や健康影響に関する情報は、世界中で誤解を招くものや虚偽・誇大広告の類が問
題になっており、EUでは健康強調表示に関する規制に乗り出し、プロバイオティクスが血祭り
に上げられたという話。

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039 2016/03/10(木) 20:19:43 ID:pHOp1MSqSo
ヒトへのプロバイオティクスの免疫影響 有効性と安全性の評価
Immune effects of probiotics in humans. Evaluation of efficacy and safety
http://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/34032000...

プロバイオティクスがヒト免疫系に有効であるという科学的根拠は十分でない。また安全性も科
学的に示されていない。
サプリメントや乳製品にプロバイオティクスを含むものが多く市販されている。プロバイオティ
クスは腸内細菌叢や免疫などに良い影響があると主張されているがほとんどの効果は科学的根拠
に基づかない。
http://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/34032000... 

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040 2016/03/11(金) 06:11:54 ID:zavNBla8SA
The pros and cons of probiotics
Carrie Arnold
The Lancet Infectious Diseases, Volume 13, Issue 7, July 2013, Pages 571?572

ヒトの微生物叢研究によりプロバイオティクス食品やサプリメントが増えた。今や食料品店
の棚には、低脂肪、低炭水化物、オーガニック、グルテンフリーに加えてプロバイオティク
スが新たなバズワードとなっている。人体には何兆もの微生物がいて我々の健康に関与する
という研究は増えている。しかし問題は、プロバイオティクスが消費者にどうマーケティン
グされているかと臨床研究の結果からわかったことの間にあるミスマッチである。サプリメ
ントの包装には「消化器系の健康をサポートする」「免疫機能を強化する」のようなあいま
いな主張が記されていて、これらは厳密には合法であるが臨床試験の結果とはあわない。
多くの臨床試験では特定の系統の細菌と急性の感染性の下痢のような特定の疾患との組み合
わせについて研究している。研究者らは、消費者を虚偽の健康強調表示や間違った宣伝から
守りつつ最大限のメリットを得るためには規制機関がもっと良く対応する必要があると言う。
FTCのRichard Clelandは、「プロバイオティクスの使用は爆発的に増えている。消費者の視
点からは混乱するしかない」という。
http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20130627#p...

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041 2016/03/11(金) 06:31:43 ID:zavNBla8SA
プロバイオティクスの現状に鑑みて、プレバイオティクスのバズワード化は言わずもがな。

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042 2016/03/12(土) 23:10:30 ID:RWNTVAzd3o
>>34>>35は、欧州で売られてる 健康食品の能書きが説明不足だったり、 審査する側が意地悪だという話。

この要約がもっとも妥当で有効な解釈だと思うけどね
腸内環境の善し悪しを語るにはあまりにも個々の腸内フローラの特性に違いが多すぎて
整腸剤のエビデンスが確立しがたい状況下にあるわけで
そんな中、プロバイオティクスやサプリメントが万人に有用であるかのような印象に偏ることは
学問的によろしくないのは事実だろう
しかし現実にそれら民間医療的なレベルの局所的な有用性報告があるのは良い事例であって
それを個人がエビデンスとするのは何ら問題はないよ
なにせここは学会ではないのだからね

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043 2016/03/13(日) 09:35:51 ID:iCXrrSzid6
>>34>>35及び>>39>>40は畝山智香子さんの記事から抜粋したものだが、彼女は国立医薬品食品衛生研究
所安全情報部に所属し、薬理学、生化学のバックグラウンドを持つ。
畝山さんの著作を読めば分かることだが、>>34>>35の記事の書き出しからも、「説明不足」ではなく「誤解
を招くもの」、「審査する側の意地悪」ではなく「虚偽・誇大広告の類の表示」を問題と捉えていることが明白。
ちなみに、欧州に限らず米国でも、プロバイオティクスについて業者の誤解を招く宣伝が問題となっており、
FDAは健康強調表示を認めていない。

>しかし現実にそれら民間医療的なレベルの局所的な有用性報告があるのは良い事例であって

通常医療はもとより民間医療においてさえ局所的な有用性報告をもってして、「消化器系の健康をサポートす
る」「免疫機能を強化する」と効果・効能を謳うのは、論理的に幾重もの飛躍がある。
余談だが、世界中の名立たる代替医療がコクラン共同計画等において系統的レビューの俎上に載せられ、その
ほとんどが医療レベルのエビデンス無しと評価されている。そのあたりの顛末はサイモン・シンの「代替医療
のトリック」に詳しい。

>それを個人がエビデンスとするのは何ら問題はないよ

エビデンスは客観性を要義とした評価軸なので、個人が選ぶものではない。

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044 2016/03/13(日) 10:43:36 ID:iCXrrSzid6
しかしあれだな。

「食品は専門家ではない一般の人が簡単な表示だけで判断して使ってしまうものです。食品だから
根拠は薄弱でよいという認識でいいのでしょうか」

という畝山さんのコメントひとつをとっても、「誤解を招くもの」や「虚偽・誇大広告の類の表示」
への警笛であることは一目瞭然だよな。

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045 2016/03/13(日) 16:20:20 ID:iCXrrSzid6
「科学会の常識」

と大上段に構えていたのが、今や

「なにせここは学会ではないのだからね」

か…

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046 2016/03/14(月) 21:23:29 ID:mryhNhh6XA
オリゴのおかけ使ってるけど大して効果ないな。自分には合わなかったようだ。
ただ、いい甘味なのでなくなるまでは使うけど。

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047 2016/03/20(日) 14:56:51 ID:2l4aXn9MMc
学術的なことはよくわからんけど
オリゴ糖を飲み始めてから便の調子は明らかに良くなった
いろんな整腸剤飲んだけど実感値ではこれがいちばん効いてるもの

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048 2016/03/20(日) 17:52:10 ID:.eoThWtNvY
二セ医療の信奉者に散見される主張に「三た論法」というものがある。
「投与した、治った、だから効いた」というもので、エビデンスに基づいた考え方とは対極に位置する。
「三た論法」は一見もっともらしいが、往々にして効果の判定基準が曖昧で、比較すべき対照群がなく、
投与が本当に有効だったのかは分からない。

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049 2016/04/01(金) 01:01:48 ID:xz.uUgqL16
ヨーグルトのプロバイオティクスについての真実
http://www.berkeleywellness.com/healthy-eating/nutrition/artic...

いずれにせよ、ヨーグルトのプロバイオティクスの健康上のメリットは根拠が無いか過剰宣伝である。一部の企
業は特許の微生物に科学っぽい名前をつけて(例えばBifidus Regularis)、根拠がないのに優れているように見せ
たがっている。最近集団訴訟によりダノンに誤解を招く表示−ヨーグルトがお腹の調子を整え風邪やインフルエ
ンザを抑える−を止めさせ、この割高な製品にお金を払った消費者に賠償金として数百万ドルを支払った。

http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20160331#p...

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050 2016/04/22(金) 20:32:39 ID:KzgKttWFiY
イヌリンは砂糖やでんぷんなどの糖類の仲間ですが、人間はイヌリンを分解する酵素を持っていないため、
イヌリンを含む食材を摂取してもほとんど吸収されずに体外へ排出されます。
そのため、水溶性の食物繊維に分類され、腸内で発酵分解されるとフラクトオリゴ糖になることで知られています。
イヌリンは腸で水分を吸収するとゲル状になり、一緒に摂った糖質の吸収を抑える働きを持っています。
また腸内で善玉菌のエサとなるため、腸内環境を整える効果を持ち、ダイエット食品などに多く利用されています。
http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/inulin...

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051 2016/04/23(土) 06:21:47 ID:hDdu7ffOc2
イヌリンは、血糖にはほとんど影響を及ぼさず、糖尿病患者の血糖値を適切な水準に調節する効果があるかもしれ
ないと想像する人がおり、そのため、血糖値の異常によっておこる病気の治療への応用を期待する人もいないわけ
ではないが、そのような試験結果は今のところ無く、人体への効果を厚労省は否定している。
「腸内環境を整える効果」については、>>34に記した通り、悪玉菌や善玉菌とは実際に何と何でそれがどのような
状態であればバランスが悪いと言えるのか、その結果として具体的にどのような症状が出たり病気になったりする
リスクがどのくらい変わるのかといったようなことは明確にされていない上、疫学調査も、ことイヌリンに関して
はごく少ないサンプル数でしか行われていない。

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053 2016/04/23(土) 07:42:29 ID:hDdu7ffOc2
イヌリンとフラクトオリゴ糖の同時経口摂取RCTにおいて、BMI、体脂肪率、ウエスト/ヒップ比に影響なかったとの報告あり。
プレバイオティクスのダイエット効果についてはメタ分析もされていて、フラクトオリゴ糖、イヌリン、ヤーコン、キシロオ
リゴ糖、大麦、ガラクトオリゴ糖などの摂取は総エネルギー摂取量、体重に影響を与えないと結せられている。

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054 2016/04/23(土) 09:03:40 ID:hDdu7ffOc2
ちなみに、>>50のリンク先の4つ目(最後)の参考文献は、イヌリンのダイエット効果にネガティブな結果を示唆する論文。
鉄分が不足すると痩せにくくなることは言を俟たないが、ダイエットに有効と謳われていたイヌリンの鉄分吸収促進効果は、
動物実験においてのみ当てはまり、ヒトには認められていないという内容。

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055 2016/04/25(月) 22:27:39 ID:UpbZKckMgY
視野狭窄の頭の固い否定派たちは
ビオフェルミン等の整腸剤についてはどう評価してるの?

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058 2016/04/26(火) 06:15:21 ID:xYE5t4JTrY

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