入浴中の突然死199人/10年・鹿児島大院が県内調査
http://373news.com/modules/pickup/index.php?story... 鹿児島大学大学院医歯学総合研究科の小片守教授(法医学)らの
調査によると、鹿児島県内で2010年、入浴中突然死した人は199
人で、過去5年間で最多となった。同年の交通事故死者数(94人)の
2.1倍。小片教授は「まだ寒さが続く。脱衣所や浴室を暖めてから入
浴して」と呼び掛けている。
男性98人、女性101人。年齢別では、65歳以上が91.5%(182
人)を占め、男女ともに80代が最も多かった。月別では平均気温が最
も低い1月が37人で最多。場所は自宅が172件、温泉も24件あっ
た。
入浴中突然死は温度差による急激な血圧の変化が主な原因とみら
れる。既往歴は高血圧が71人、狭心症などの心臓血管系疾患37
人、糖尿病32人、脳梗塞など中枢神経系疾患28人。持病なしも19
人いた。小片教授は予防法に
(1)気温が低い深夜の入浴を避ける
(2)湯温を38〜40度のぬるめにする
(3)長時間の入浴を避ける
−などを挙げる。調査は県警の協力を得て06年から実施し、09年は
172人、08年195人、07年183人、06年155人だった。
鹿児島・南日本新聞ニュース・373ニュース
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