「健康そうだから大丈夫」って、そりゃ影響が出るのは十年以上経ってからだろうからな。
認識の低さは一昔前の日本だって人の事を言えたもんじゃないけどね。
「いいから吸ってみろよ」と父が母にタバコを勧めて、母は二十数年後に胃癌で死んだ。
二人きりの時に「アンタが私にどれだけストレスをかけて来たか」と泣いて父を責めたらしい。
(タバコは自己責任と考えていた様だ)酒でも母に苦労をかけた。
しかしタバコも酒も父の中では、母の死とは結びつく事は無い様だ。
実際関係ないのかも知れないが多少は頭をよぎりそうな物、しかしそれも無い様に見受けられる。
そして相変わらず煙に囲まれ、酔っぱらった父の相手をする。
でも他に楽しみも無く、旨そうにタバコを吸い幸せそうな顔で酒を飲む姿を見ていると
すっかり老いて好々爺になった父からタバコや酒を取り上げる気にはなれない。
酔って粗相したのを片付けるのも俺なんだが・・・とにかく火事だけは出さないでくれ。
酒もタバコも世の中から無くなれば良いのに、と思う。
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