オレがパニック障害になったのは今からもう20年ほど前の事。
車で右折レーンとかトンネル、高架が怖くなって、そのうち
車に乗る事そのものが「電柱のてっぺんに居るくらい」怖くなってしまった。
その後うつ病も併発。
その頃はまだパニック障害なんて言われてなくて、あちこちの病院で
調べてもらったのだけど、当然体のほうは異常なし。
脳神経外科へも行ったけどこれも異常なし。
結局、「おまえのサボリ病だ」と言われ続けてうつ病は更に悪化。
自分は自殺否定論者だったけど、さすがに「消えて無くなりたい」
なんて思うようになってしまった。
そのうち起きて体を動かすだけでも頭はフラフラするし微熱は続くし
気持は悪いしメシは食えないしでほとんど寝たきりになってしまった。
そうすると不思議なもんで、夜寝ていると、意識は変わらないのに
だんだん呼吸が浅くなって呼吸してるかどうかもわからなくなる。
で、だんだん意識が遠のいていって、あるところで体中がビクン!
って反応して意識が戻る。
というような事が何度も起こった。
それでも周りは信用してくれなくて、どんどん追い詰められていった。
あるとき、近所のおばちゃんが「自分の行きつけの整体師がいるから行ってみたら?」
と言われて藁をも縋るつもりで言ってみた。
その先生曰く「背中がガチガチでリンパの流れも悪い。これじゃあ具合悪いわけだ」
と言われ、施術を受けると体がすごい楽になった。
それから何年か通って、ある程度良くなったのだけど、一定のところからは
なかなか良くならない。
その後、またうつ病が出たのが今から7年ほど前。
この時やって自分がうつ病であることを認識。ついでにパニック障害も。
程度は軽いものの、今でも高速道路とかには乗れません。
心療内科の医師に言わせると「脳下垂体から出るホルモンと副腎皮質ホルモンが
少ない」のだそうな。
まだまだ治療中。パニック発作は本当に怖いよ。ふつーに考えれば
なんでもないことがとんでもなく怖いものになってしまう。
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