小細胞肺がんになりました。


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001 2020/04/21(火) 16:37:46 ID:N422oPfCv6
ステージ?です。

https://www.youtube.com/watch?v=vww4U4ItvPk

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※省略されてます すべて表示...
127 2021/07/18(日) 09:38:27 ID:vv3vLVDtD2
そういう健康情報が流布するときに、威力を発揮するのが「体験談」です。
新聞の折り込みチラシや雑誌の広告ページには、「○○のおかげで健康になりました」
という体験談がたくさん載っています。
口コミ で広まる健康情報も同様です。

しかし、体験談などいくらでも捏造できるのです。
捏造の体験談の健康本が摘発されたこともあります。
もし仮に体験談が本当だったとしても、本当にその食品で治ったかどうかははっきりしません。
他の原因で治ったのかもしれませんし、治っていない、あるいは悪化した人が多数いるかもしれません。

それに、病気や健康状態には「サイクル」があるのです。
ベン・ゴールドエィカー『デタラメ健康科学 ―― 代替療法・製薬産業・メディアのウソ』
(梶山あゆみ訳、河出書房新社、2011年)から、腰痛の例を紹介しましょう。

腰痛の場合、ときどき痛くなっては痛みが去る、というサイクルがくり返されます。
何日かいいと思うと何日か悪くなり、何週間かいいと思うと何週間か悪くなります。
痛みのピークを越えたらそのあとは楽になっていきます。
それがあなたの腰痛のパターンだからです。

多くの病気にも同様な「自然経過」があります。
病気に対して何らかの手を打つときというのは、決まって症状が最悪のときです。
そのため、本当は何もしなくても改善した場合も、「よくなったのは○○のせい」
と思い込んでしまうのです。

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128 2021/07/18(日) 09:46:38 ID:vv3vLVDtD2
実際に自分が体験したことであっても、先ほども述べたように記憶違いや記憶の捏造もあるし、
自分にとって有利な体験だけを記憶しがちであることにも注意しなければなりません。

さらに、人はみな、健康についての素朴概念を持っていて、周りの健康情報を排除したり受け入れたりしています。
多くの人は、自分が気に入ったものは受け入れますが、気に入らない情報は欠点を見つけ出したりして排除します。
結果として、「自分が正しい」となりやすいのです。

こうした「体験」の危うさについて、いつも注意しなければなりません。
薬や食品の有効性を調べる試験では、試験管レベル、動物実験レベルですら科学的な根拠は薄いのですが、
それよりもずっと根拠が薄いのは体験談です。

本当に効くかどうかは、二重盲検法(ダブルブラインド法)などで科学的に調べなければなりません。

ちなみに二重盲検法とは、ある集団には有効成分がふくまれている治験用薬を、
もう一方の集団には有効成分がふくまれていない偽薬(プラセボ、プラシーボ)を与え、
患者と医師双方に治験用薬と偽薬の区別を知らせず、第三者である判定者だけが
その区別を知っているという研究方法です。

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130 2021/07/18(日) 09:54:39 ID:vv3vLVDtD2
●有効性の根拠としての信頼度

薬や食品の有効性を調べる研究で、信頼度の高いものから低いものへと並べると次の表のようになります。


高 ・メタアナリシス(単独の二重盲検をたくさん集めて、それらを統計学的に評価)
↑  ・二重盲検法(ランダム化比較試験)
↑  ・オープンスタディ(患者を、健康食品を摂取してもらうグループとそうでないグループに分け、効果を比較する研究)
信 ・コホート研究(健康食品を摂取している患者の集団を長期的に観察する研究)
頼 ・ケースシリーズ(症例報告と同じことを複数の患者に行ったもの)
度 ・症例報告(患者に健康食品を摂取してもらい、どのように変化したかという報告)
↓  ・マウスなど動物を使った研究
↓  ・培養細胞などを使った試験管での研究
低 ・体験談


ヒトについての試験としては、少なくともコホート研究以上でなければ根拠があるとは言えません。

ヒトを対象にした試験で有効性がない、あるいはそもそも試験されていない健康食品やサプリには近づかないことです。

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131 2021/07/18(日) 10:08:01 ID:vv3vLVDtD2
5.ニセ科学は誰を狙うか

ニセ科学を「すごい! 驚きの技術だ、考え方だ!」と褒めそやして、
ニセ科学の普及に一役も二役も買ってきた船井幸雄氏(2014年死去)
という経営コンサルタントがいます。

2巻目もふくめて500万部を超えるベストセラーになった春山茂雄『脳内革命』
(サンマーク出版、1995~96年)でも、船井氏の後押しがありました。
この本は、神経伝達物質にすぎない脳内モルヒネが、成人病(現在の生活習慣病)、
がん、エイズにまで効くという、脳内モルヒネ万能をうたった内容でした。

ニセ科学を世の中に普及させるために、船井氏は専門であるマーケティング論を活用しています。
彼の場合、人を4段階に分け、その第一のタイプ「先覚者」(人口で言うと2%ほど)に注目します。
その男女比は 男:女=2:8 で、女性がメインだということです。

船井氏によると、「先覚者」は、インドのサイババ(不治の病を治したり、
何もないところから灰や指輪などを出すと称した「超能力」の持ち主)をすぐに信じて、
彼に会いに行ってしまうような人たちです。
なおサイババは2011年に亡くなりましたが、彼の「超能力」は結局のところマジックで、
二流のマジシャンであると他のマジシャンに見抜かれています。

第二のタイプは「素直な人」(3%)です。
「先覚者」の言うことに素直に耳を傾けます。

第三のタイプは「普通の人」(70%弱)です。

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132 2021/07/18(日) 10:22:24 ID:vv3vLVDtD2
最後が「抵抗者」(10%弱)。
18歳以上の男性に多いと言います。職業的には学者、マスコミ人などです。

船井氏は「抵抗者」は無視すると言います。
第一の「先覚者」の3、4割が動き出すと、「素直な人」の半分くらいが同調し、
さらにそれに「普通の人」が追随してブームが起こります。

ですから、船井氏が推薦する「驚きの技術」をまず「先覚者」に伝え、彼らを動かすことが必要です
(船井幸雄『これからの10年 驚きの発見』サンマーク出版、1997年)。

私たちニセ科学批判派の側から見ると、とくに「先覚者」や「素直な人」はニセ科学に引っかかりやすい人たちです。
ニセ科学側は、そういう人たちを動かそうといつも狙っています。

ニセ科学を活用する商売人たちは「これを買って使えば健康によい」と納得させようと必死です。
そのために、まず素直な人を納得させて、あとはロコミや、現代のロコミであるインターネットなどで
普通の人にまで広げていこうとするのです。

今や、その中に教員もかなりいるのが大問題です。
水が言葉を理解し、感謝の言葉できれいな結晶になるという『水からの伝言』に感動し、善意からそれを広め、
「きれいな言葉を使いましょう」などと授業でやってしまうような教師が増えているのです。

しかし二セ科学にはまり込むと、「無駄なお金や時間が消費される」「善意が虚しい活動に消費される」
「治る病気も治らない、悪化する」などの大きなマイナスがあることを忘れてはなりません。

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133 2021/08/12(木) 11:22:46 ID:bnRCVoCRl.
連続投稿で板を占有してしまってる人がいるね、
残念、遺憾。

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134 2021/10/15(金) 00:14:47 ID:.Kyv1VYMzI
で、スレ主体調どうなん?

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