私は12年前、慈恵医大で左の鼻の慢性副鼻腔炎の内視鏡手術を受けました。
手術は全身麻酔で、約1週間ほど入院しました。
私の場合、ガーゼを抜くときも飛び上るほど痛いということはありませんでした。
術後はそれまでの頭痛がほとんどなくなりましたが、その後も定期的に年2回ほど診察を受けていました。
ここ1〜2年、風邪などをひいて鼻が詰まると、また以前の頭痛がぶり返すようになりました。
担当医によると、人間の体は元に戻ろうという性質があり、前の手術で開けた穴がだんだん小さくなってきたのが原因だということでした。
そこで先週末、また慈恵医大で穴を拡張する日帰り手術を受けました。
今回は局所麻酔で執刀医とも会話しながら、30分ほどで手術は終わりました。
昨日また診察を受けて、鼻の奥に溜まっていた血の塊を洗い流しました。
現時点ですこぶる順調で、かつてないほど左の鼻はよく通ります。
私の経験から、時間的に余裕のある人には、薬よりも手術を勧めます。
また慈恵医大はこの手術に関しては定評があり、入院した経験からの個人的判断ですが、お勧めできます。
私の執刀医は鴻信義先生で、NHKも含めテレビの医学番組で副鼻腔炎を取り上げるときには、かなりの頻度で出演されています。
なお鴻先生によると、私が最初の手術を受けた時と比べると、現在の術式はかなり進歩しているようです。
一番大きな違いは、今では術後ガーゼを入れなくなったことだそうです。
以上、ご参考迄。
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