実は怖い！ちくのう症

姉がカゼをこじらせて急性ちくのう症を患った。
鼻の奥が重くなり頭痛と上の歯がズキズキし始めて
辛抱たまらず医者に行くとこう診断された。
急性副鼻腔炎。またの名をちくのう症。
顔面の中央、鼻の奥にある空洞に多量の膿がたまってうまく排出されず
この圧力が歯や鼻や目や頭に痛みをもたらしているのだそう。
姉は至急手術を受けることになったのだけどその方法が怖い。
鼻の奥に太い注射を差し込んで鼻腔に溜まった膿を吸引する方法。
姉はこの手術で鼻の奥の骨をゴリゴリと突き破られるその瞬間の恐怖を語ったのだが
おかげで無事救われたことに満足したという。
ほかにこの手術を経験した人はいるだろうか？
慢性のちくのう症の人は何度もこの手術を受けるらしいが
想像するだけで気絶しそうだ。

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僕が子供の30年ほど前は、蓄膿症の手術といえば、
上唇を持ち上げて、歯茎と唇の間にメスを入れて、
そこから副鼻腔までたどり着き、ノミを木槌でガンガン叩いて、
腐った骨を削り取ると聞かされてたけどね
まあ昔とはいえ、放置して重症化した場合かもしれんけど
手術終えると、鼻の横が凹んで人相が変わったらしい

当時、上の話を聞いた耳鼻科で、扁桃腺（今で言う扁桃）の除去手術を受けたけど、
局所麻酔で麻酔液を吹き付けて、電気メスで切り取るだけだったから、めっちゃ痛かったわ
んで次の日には、傷口に貼り付けてあったガーゼ交換をするんだけど、血で固まってしまってるのを、
麻酔無しでベリベリっと剥がすんだよね
これが痛いのなんのって　大の大人でも涙を流すぐらい
現在は全身麻酔が主流みたいね

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