>>13 有酸素運動だけで減量した場合は、まさに「太りやすい体質」にシフトしてしまう(クルマに例えれば、燃費が良くなり、
ガソリンをあまり消費しなくなる)ので、やめれば一気にリバウンドします。
逆に筋トレの場合は、筋肉量の増大による基礎代謝の向上に加えて、筋線維タイプの変化により安静時の熱生産が高まるので、
運動をやめても急激にリバウンドすることはありません。
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筋力トレーニングをすると、速筋線維の中でタイプIIx→タイプIIaの移行が起こり、タイプIIaの割合が高くなります。
そういう状態では熱産生が高くなっているため、じっとしているだけでもエネルギーが消費されやすくなっていると考えられます。
逆に、長時間にわたる有酸素運動、あるいはマラソンのような持久的なトレーニングをたくさんこなしている人は、UCP3の活性が
きわめて低くなることもわかっています。
長時間の運動に対応できるように、無駄なエネルギーを消費しない、燃費のいい筋肉をつくっておいたほうが都合がいいからでしょう。
ということは、有酸素運動をたくさん行って減量した人は、その時点で運動をやめたりすると太りやすくなる危険性があるということ。
ですから、特にリバウンドに気を付けたほうがいいということになります。
トップレベルのマラソン選手が練習をやめた途端に太ってしまうケースがあるのも、この仕組みが大きく関連しているのだと思われます。
http://gooday.nikkei.co.jp/atcl/column/15/040200001/07270...
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