徐々に接点を増やしていき、他人と同じような経験をし、同じような感覚を身に付ける。
他の人もこれくらいのことでこれくらいの苦しみを感じる、自分もこれくらいの苦しみで抑える。
楽しいこと、辛いこと、面白いこと、美味しいこと、色んなことを共感し、自分のバランスをコントロールしていく。
そうやって周りの人と同じくらいの生活に戻ることが出来た。
今まではずっとそういうことに避けていたし、先生や家族、周りの他の人にも甘えていた。
甘えることが許されていた環境だったから、それでいいんだと勝手に思っていたのかもしれない。
病気だから仕方ないんだと、思うことが甘えだったのかもしれない。
現在の生活が出来るようになったのは、一緒に色々な経験をさせてくれたみんなのおかげ。
多分たくさんの迷惑を掛けたかもしれない、でもとても感謝している。
感情にしても何にしても人それぞれであって、他人に合わせる必要は全くないんだけど。
自分のコントロールの指針となるものが必要だったので、あえて他人に合わせて生活してみた。
今までは「自分だけは〜」って思っていたけど、「他人だったら〜」と思えることは一つの成長かもしれない。
今は普通に仕事をし、普通に恋愛し、普通の生活が出来ることが嬉しい。
油断してると逆戻りしてしまう可能性もあるけど、頑張り過ぎて壊れないように頑張るのです。
返信する
